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許されたわずかな時を生きるふたりの 永遠なる愛の約束
■監督 キム・ソンジュン
■キャスト チェ・ジウ、チョ・ハンソン、チェ・ソングク、ソ・ヨンヒ、ソン・ヒョンジュ、
ジン・ヒギョン
□オフィシャルサイト 『連理の枝』
おススメ度 ⇒★★☆ (5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★★
若き青年実業家ミンス(チョ・ハンソン)は、数々の女性との恋愛を楽しむプレイボーイ。 そんな彼が、ある雨の日に出会ったのは、病院へのバスを待つヘウォン(チェ・ジウ)だった。 早速ヘウォンを口説きはじめたミンスだが、次第にその明るく純粋な姿に心を奪われていく。 それは、ミンスにとって初めての恋だった。 しかし、ある日出かけた動物園で、へウォンは突然倒れてしまう。 彼女には、生きる時間がわずかしか残されていなかった。
在天願作比翼鳥 在地願爲連理枝
天に在りては願わくは比翼の鳥と作らん
地に在りては願わくは連理の枝と為らん
白楽天『長恨歌』より
連理の枝とは、中国の唐の詩人、白楽天が歌った漢詩「長恨歌」の一節。
2本の樹の枝が絡み合い、1本の力強い樹として佇む様から
永遠の愛の象徴とされている。
この歌から生まれたこの映画は予告編でそれまでの同様のストーリーの映画を超えるという触れ込みで、しかも泣き映画のヒロインのチェ・ジウ主演とくれば、みんな期待して泣きに来ていただろう。
この手のストーリー展開の映画はかつて韓国映画には画沢山あるし、この映画が初めての人なら多少Hじゃ泣ける部分もあるだろうが、比較的最近の、この手の韓国映画を観ている人には二番煎じ三番煎じの映画だと言えるだろう。
前半から中盤への無駄な伏線を引いてまでも、後半にいきなりフルスロットルで描き出される展開にはとても満足な感動は得られない。
素人もどきの描き方は流石初監督の作品で、今までのこの手の映画と比較しても、なんら新しい感動や手法も施されていない。
つまり、チェ・ジウとチョ・ハンソンの二人に寄りかかった映画だった。
チョ・ハンソン。 ファンの方には申し訳ないがどこがカッコイイのだろう。 この映画でカッコ良かったのは『カクテル』のトム・クルーズ張りの、彼女たちにカクテルを作るシーンだけだったように思う。 『オオカミの誘惑』での彼の印象が強い分、やや残念な結果となってしまったようだ。
チェ・ジウはこの映画のウォンを演じるならば、もっと見た目にキツイ性格の女性を演じてほしかった。 『猟奇的な彼女』ほどではないけれど、ギャップがあればあるほどこの映画では活きたと思うのだが・・・。
イントロダクションにあった、「 『僕の彼女を紹介します』、『四月の雪』(未見)、『私の頭の中の消しゴム』を越えて、すべての人が涙をする美しくも哀しい悲恋の物語が生まれた。 」が、イマイチ僕の心には届かなかったようだ(笑)。 それらを越えるにはこの内容では勝てるはずもない。
とは言え、劇場内では結構涙している方も多かった。 ひとつだけチェ・ジウ演じるウォンの言葉の中で、自分の病のことだけでなくミンスの病気のことを知りながら対峙することがもっと辛いと言ってたこと。 このシーンには流石にグラっと心が動いた。
中でもソ・ヨンヒは可愛いかったなぁ(笑) 彼女を見ているほうが気持ちよかった(笑) 彼女『ラブ・ストーリー』にも出ていたんですね~
なんだか同じような事を考えて映画を観ていたようですね(笑)
私もこの映画でじわっときたのはラストとエンディングの歌だけだったので・・・
脇役陣が良かったのでまだ楽しめました。
TBさせていただきます
昨日、「寝ずの番」を観て、次は「連理の枝」かなと?
以前、韓国映画の
「私の頭の中の消しゴム」を観た時に、
メリハリを感じることもなく、さらっと
きれいな流れで終わってしまい、「あぁぁ..こんなものか?」と思っていましたので
韓国映画は度外視してました。
cyazさんの満足度からみて、
「連理の枝」は、やっぱりやめます。
私、今度映画の観かたを変えます。
観る前に、cyazさんの情報を観てからにします。
利用してしまいごめんなさい
私はもとから韓国映画の恋愛モノと相性が悪いのであまり期待していなかったのですが、“ダブル病気”とは驚きました。
私が見た回も泣いていらっしゃる方が多数おられました。
もうそろそろ韓国映画も悲恋・純愛の薄利多売はやめた方がいいですよね。
さすがの日本の韓流ファンも飽きてきますもの~。
そんなオチやったんですか~。
DVDになったら見よっと。(お~~い)
ミーハーで申し訳ないのですが、
韓流なんてといいながら(単純にぺ嫌い)
「DAISY」はかなり楽しみにしてるのです。
行けたら、「デュエリスト」も。
・・やっぱ外見や俳優だけで選ぶとあかんのですかね~?
>私もこの映画でじわっときたのはラストとエンディングの歌だけだったので・・・
エンディングテーマはいいですね~♪ さっきFMで流れて来るのを聴いていて、この曲をテーマに映画が作れるなあ、なんて思いながら聴いていました(笑)
>昨日、「寝ずの番」を観て、次は「連理の枝」かなと?
なるほど^^
>「私の頭の中の消しゴム」を観た時に、メリハリを感じることもなく、さらっときれいな流れで終わってしまい
そうでしたか^^ 僕は結構泣いちゃいました><
>私、今度映画の観かたを変えます。観る前に、cyazさんの情報を観てからにします。利用してしまいごめんなさい
いえいえ、あくまで僕の私感なので、あんまり参考にならないと思いますよ(笑) 利用して戴いて全然ノープロブレムですが、クレームは無しでお願いしま~す(笑)
ゆきひめさんのコメントの下のミチさんの所は映画を観るのに参考になると思いますので是非覗いてみて下さいね^^
>cyazさんには珍しく辛口でしょうか???
そうでもないですけどね(笑)
>“ダブル病気”とは驚きました。
そうですね! だとしたらもっと落としどころがあったと思うんですけどね・・・><
>もうそろそろ韓国映画も悲恋・純愛の薄利多売はやめた方がいいですよね。
確かにそれは言えますね! だから最近主役級にビッグな役者を持ってくるしかないのでしょうね(笑)
>でも今回はそんなオチやったんですか~。
そんなオチでオチ無かったですよ(笑)
>DVDになったら見よっと。(お~~い)
いやいや、それで十分っす!!
>「DAISY」はかなり楽しみにしてるのです。
行けたら、「デュエリスト」も。
共に観ると思います^^ 期待はずれでないように願うばかりでございます^^
>やっぱ外見や俳優だけで選ぶとあかんのですかね~?
“色”がついていない役者の方がいいかもしれませんね(笑)
cyazさんもご覧になったんですね。この映画,宣伝文句で思いっきり泣かせようという魂胆がミエミエだったためか,本編を観るとそこまで感動せず,「なんだかな~」と思いながら劇場を後にしたのでした。
他の韓国映画に手を出すかどうか,ちょっと迷っているところです。
>この映画,宣伝文句で思いっきり泣かせようという魂胆がミエミエだったためか,本編を観るとそこまで感動せず,「なんだかな~」と思いながら劇場を後にしたのでした
仰るとおりでしたね(笑) 多分監督の力量のなさだと思いますよ。
>他の韓国映画に手を出すかどうか,ちょっと迷っているところです
ですねぇ(笑) 『デュエリスト』はとりあえず観るかと思います。 あと『デイジー』も^^
毎回同じような病気物なのに…泣いてしまいました^^;
でも それは引きずることなく、映画館を出たらすぐ切り替える事が出来ました。
あの木が日本にもあるのでしょうか。
そのほうが興味あります。
>毎回同じような病気物なのに…泣いてしまいました^^; でも それは引きずることなく、映画館を出たらすぐ切り替える事が出来ました。
なるほどねぇ~ ま、引きずるほどではなかったような内容でしたね^^
>あの木が日本にもあるのでしょうか。 そのほうが興味あります。
それは初耳ですが、どこかに書いてあったのでしょうか?
親より先に逝く親不孝…辛かったです。
ドアの外で泣くスジンの流す涙と、同じくらいに私も涙を流しました。
失礼致しました。
週に1~2回の映画館通いですので、数も少ないのですが、これからの参考にさせて頂きたいです。
よろしくお願い致します。
この伏線・・・だったりしてねーーなんてのが大当たりで
韓国恋愛悲恋路線・・・そこまで入れ込むかっと
ちょっと唖然としちゃいました(笑)
TBありがとうございました。
>涙する場面は?
レビューにも書きましたが、チェ・ジウ演じるウォンの言葉の中で、自分の病のことだけでなくミンスの病気のことを知りながら対峙することがもっと辛いと言ってたところです。
>韓国恋愛悲恋路線・・・そこまで入れ込むかっとちょっと唖然としちゃいました(笑)
役者に依存した作品はダメだという見本ですね。
『デイジー』に期待したいですね(笑)
わたしは、この映画は泣きませんでした。
「連理の枝」という言葉は、この映画ではじめて知りました。
「ラブ・ストーリー」見ました。泣けました。。。
>わたしは、この映画は泣きませんでした。 「連理の枝」という言葉は、この映画ではじめて知りました。
そうですか、泣けませんでしたか。
これは本当に監督の力量のなさだと思いますね^^
>「ラブ・ストーリー」見ました。泣けました。。。
これはいい映画でした!
男性の方だったんですね。。
文章が優しいので、女性の方かと^^;
期待せずに見たのですが、あまりに筋書き通りで、
泣くに泣けず、帰って来ました^^;
話題性だけでしたね。。
>男性の方だったんですね。。文章が優しいので、女性の方かと^^;
あらま、プロフのところにしっかり「男性」と書いてありますが(笑)
>期待せずに見たのですが、あまりに筋書き通りで、
泣くに泣けず、帰って来ました^^; 話題性だけでしたね。。
そうですね(笑) 役者のネームバリューに頼りすぎた感がありましたね^^