□作品オフィシャルサイト 「春に散る」
□監督 瀬々敬久
□脚本 瀬々敬久、星 航
□原作 沢木耕太郎
□キャスト 佐藤浩市、横浜流星、片岡鶴太郎、橋本環奈、
坂東龍汰、山口智子、哀川 翔、窪田正孝
■鑑賞日 8月28日(月)
■劇場 T・ジョイプリンス品川
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
過去に不公平な判定で負けた経験を持つ元ボクサーの広岡仁一(佐藤浩市)と、
同様の経験を持つ若いボクサーの黒木翔吾(横浜流星)。
飲み屋で出会い、翔吾は老いた仁一に初めてカウンターをもらい、
仁一に教えを乞う。仁一の昔の仲間も交えて、翔吾がトレーニングし、
やがて世界チャンプ・中西(窪田正孝)に挑戦するまでの過程を描く人間ドラマ。
ま、一口に言えばスポ根ものだけど、横浜流星はそもそも空手をやっていたので、
その動きや表情はなかなかのものだった。そして実際にプロテストを受けプロボクサーに。
その努力は映像の中でも発揮されていた。心臓に爆弾を抱えながらの仁一と翔吾の
掛け合いは興味深かった。ボクシング経験者の鶴太郎もここではバイプレーヤーとして
うまく演じていたと思う。ただ、哀川 翔や橋本環奈の存在は必要だったのかなぁ?
世界戦で闘う翔吾と中西の迫力も凄かったのだが、パンチがスローで映し出されたとき、
これはもう少ししっかりと描けなかったのかと感じた次第。
今までにあの『ロッキー』等、手本になるボクサー映画はいくつもあったので、
日本人同士の闘いにはもうひとひねりあってほしかったものだ。
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