“モ・クシュラ”
■監督・製作 クリント・イーストウッド
■脚本 ポ-ル・ハギス
■原作 F・X・トゥール
■キャスト クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン、アンソニー・マッキー
★第77回アカデミー賞主要4部門を制覇!
・作品賞
・監督賞 クリント・イーストウッド
・主演女優賞 ヒラリー・スワンク
・助演男優賞 モーガン・フリーマン
「自分を守れ」が信条の老トレーナー、フランキー(クリント・イーストウッド)は、
23年来の付き合いとなる雑用係のスクラップ(モーガン・フリーマン)と、昔ながらの
ジム、ヒット・ピットでボクサーを育成している。 有望株のウィリー(アンソニー・マッキー)は、
教え子を大事に思う余りタイトル戦を先延ばしにするフランキーにしびれを切らし、
別のマネージャーの下へと去ってゆく。 そんな折、フランキーの前に現れた女性ボクサー、
マギー(ヒラリー・スワンク)。 マギーはフランキーの指導を乞うが、昔気質のフランキーは
女のボクサーを認めようとしない。だが連日ジムに通い詰めるマギーの一本気さに、
やがてフランキーの心も揺り動かされ始めるのだった。
おススメ度 ⇒★★★★(5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★★★☆
実に素晴らしい映画です。 アカデミー受賞作品は時に「何でこの映画がアカデミー作品に?」と
いう疑問を感じる時がありますが、この映画はアカデミー賞で作品賞をはじめ主演女優賞、
助演男優賞、監督賞の計4部門を受賞しました。 殆どが主役である3名の各々が力を発揮し、
それぞれがオスカーを手に入れた作品だと素直に思える作品でした。
原作は、50歳を過ぎてからボクサーを目指し、その後トレーナーに転じた人物で、96年に
心臓発作を起こしたのを機に筆を執り、70歳にして発表したF・X・トゥール。
短編集『Rope Burns』(邦題:『ミリオンダラー・ベイビー』)におさめられた作品で、主人公と
同じく、試合中のボクサーのケガに応急処置を施すカットマンをしていたトゥールによる
リアルなエピソードをベースにした作品である。
この原作を読んで映画化への興味を示したイーストウッド。 監督業もすっかり板について、
しかもこのキャスティングも最高だったと思う。 ヒラリー・スワンク、そしてモーガン・フリーマン。
ヒラリー・スワンクが演じるマギーはスワンクだからこそ出来た役だと思える。
女優としてのハングリーさが、このボクサーという役柄にあまりにはまっていた。
時々見せる彼女の目の強さにゾクゾクさせられた。 役者としては他の女優さんとは
一味違う感じがする彼女だが、こういった非常に個性的な役柄は彼女にとても似合う。
ボクシングなんて全く興味なかった彼女が、この役を作るためにかなりのトレーニングを
積んだことは、映画を観ればすぐにわかるはずだ。 サンドバッグを打ち続ける彼女は
本気でボクサーを目指しているような殺気すら感じるくらいだった。
またいぶし銀のモーガン・フリーマン。 彼がこのキャリアをしてオスカーが始めてというのは
ほんとビックリで、プロモーションで来日したヒラリーへのインタビューで「私が2度のオスカーなら、
彼は10個は必要だわ。」と言ったぐらい、その言葉が当然のように聞こえてしまうから不思議だ。
ヒラリーとの会話の面白さももちろんだが、やはり老練なイーストウッドとの会話が実に楽しい。
もちろん涙を誘う場面もあるのだが、僕はこのイーストウッドとフリーマンの実に魅力ある演技に
感嘆してしまった。 映画を歳観てる最中一人でニコニコしていた。
イーストウッドは監督として、映像的に孤独なボクサーとそれに関わる人物の画を、光の当たる
部分と影になる部分とを見事に使い分けた映像に仕上げている。 更に音楽についても
ストーリーの邪魔にならず、必要最小限な音楽で演出しているところが素晴らしい。
しかも自身が作曲をしているのである。 そもそもイーストウッドの監督作品は少なからず
彼の音楽的センスが生きていると思う。
もうひとつ、この映画の中でイーストウッド演じるフランキーは23年間教会に通い続ける。
その教会の牧師との会話も楽しめるところです。
イーストウッドとスワンク、お互いの父親・娘を互いに相手に映しながら夢に向かって
進んでいく姿は、僕が今まで観た映画の中でも最良のものだと言える。 そこにフリーマンが
加わることで実に巧妙に且つ魅力的な出来映えの映画になっている。
↓ネタバレというか・・・
こういうエンディングが用意されているとは知らなかった。 確かに予告編ではゴング後に
卑怯な相手のパンチを受ける部分があったが、まさか自分を守れなかった彼女の最期の
選択があるなんて・・・。 イーストウッドは彼女の選択を受け入れる決心をする前に、
返送され続ける娘への手紙が、最後のカットで、拾い上げた手紙は娘からの初めての
返事が来たのだったんだろうか? だからこそスワンクへの死への選択を協力してやろうと
決心できたのだろうか? 残念だったのはあの手紙が返送なのか、娘からの最初で最後の
手紙だったのか、そこが見て取れなかった。
ラストシーンのように、僕も静かにレモンパイを食べた。
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ヒラリー・スワンクの表情、セリフ全てに感銘を受けました。
彼女は素晴らしい女優です。
納得のオスカー受賞ですねw
サクセスストーリーだと思って
観に行った私にとっては、ラストは衝撃的でした。
ラストを知ってから観ると生まれる感情も
違ったものになると思うので、
再度観に行こうと思っています。
彼女にぴったりの役柄だったと僕も思いました!
彼女は本当に上手な女優さんになりました^^
スワンク、上手ですよね~♪
ほんと、オスカー2度は実力だと思いますねぇ!
「これが大本命じゃないか」という印象でした。もちろん結果を知って見ている
事を差し引いて考えないといけないとは思いますが、非常に心に残る映画でした。
ラストの手紙、僕は返送されたものだと思ってます。だからこそ仮でこそあれ
真に信頼している「娘」の選択を尊重する気になったのだろうと考えてます。
スクラップが実の娘に手紙を書いているようなシーンもありましたし。
ネタばれ配慮したつもりですが、問題あると思われたら消してしまって下さい。
最期は悲劇となりましたが、だからこそ惹きつけるモノがあったんじゃないでしょうか。。。
>ラストを知ってから観ると生まれる感情も違ったものになると思うので、
再度観に行こうと思っています。
僕も同じ気持ちを持っています。
あのラストが用意されているとは知らなかったので、
もう一度その感動と3人の心の動きを感じたいと思っています^^
>「これが大本命じゃないか」という印象でした
仰るとおりだと僕も思いました!
>僕は返送されたものだと思ってます。だからこそ「娘」の選択を尊重する気になったのだろう
ありがとうございます。僕もかみさんと話していて同様の想いでいました^^
もう一度観たい映画です!
>スワンクの演技が光る作品
そうですね!
登場人物も少なく、それぞれが個性的で演技派である分、
じっくりとそれぞれに感情移入が出来て、
久しぶりにアカデミー賞らしい作品に出会いました!
という言葉がラストにかかりました。
ラストに彼が姿を消したことで、
映画から消えた(死んだ)んだなぁと思いました。
マギーの元に旅立ったかもしれないし、
レモンパイを食べに行ったのかもしれないし、
娘に会いに旅に出たのかもしれません。
観客に選択の余地を残しつつ、最後を結んだ
クリント・イーストウッドは本当に最後まで
素晴らしかったですね~
TBありがとう~ございました~!
イイ映画でしたね~!感動です~!
私もTBさせていただきますね~!
地味であればあるほど、渋い光を放っているイーストウッド、
地力ではイーストウッドを越えているだろう、フリーマン、
そしてマギーはスワンクでしかあり得ない!
と、僕は思います^^
ほんと、いい映画でしたね^^
もう一度観てみたいですね!
本当にいい映画で、久しぶりに深い映画に出会えた
きがします。
TBさせていただきます。
素晴らしい映画でしたね~^^
アカデミー主要4部門受賞に値する作品だったと思います!
いい映画でした。
わたしのこころに響きました。
肉体的な不幸は、必ずしも不幸ばかりではない、むしろ精神的な幸福をもたらすこともある、という、今の私の気持ち、思いをさらに強くさせる映画でした。そして、このような映画との出会いを生み出したかもしれない、私の病にも感謝しています。
pirata1998さんのレビューにあった、
「マギーとフランキーは、百万ドル以上のものを手に入れたのだ。真の愛と幸福を。」
このフレーズがとても気に入りました!
されたものなのか気になりましたね。
映画を観た時は、表の部分に赤いスタンプが押されて
なかったので、返信だと思ったのですが・・・
だから、スクラップのラストシーンに繋がるのだと
思うのですが・・・
違う???
やはり実体験からのハングリーさがにじみでていました。
そういうことだと僕も思うのですが、確証がなかったので
伏せておきました。
できれば、終わるまでにもう一度観てみたいですね!
どんどん新しい映画の公開もあるので、大変ですが(笑)?!
スワンクはその女優としての貪欲さも兼ね備えていると思います。
ただの綺麗な女優さんではなく、いつまでも個性的な役をこなせる
そんな女優さんであり続けて欲しいと思います^^
ノスタルジーな映像と単調なバックメロディがよかったですね。
日本でも脇役は大切ですが、脇は脇に徹するべきだと思います。
あらゆる映画で、フリーマンは自分のバイ・プレーヤーぶりを、これからも発揮してくれることでしょう^^
10個獲って欲しいですね、主演じゃなく助演男優賞を!
フランキーが23年間毎日教会に通っていた意味とか、娘への手紙が最後どうなったのかまで。
よーくできてるし、じっくり味わいたい作品です。
彼の語り口ですんなり映画に入ることができました。
ラストは本当に突然変わり私もびっくりでしたがものすごい映画を見た気になりました。
じっくり噛めば噛むほどじわりと味が出てくるような作品でした。
じっくりじっくり楽しみたい作品ですね^^
何度か観ていくうちにまた違った発見と感慨があるかもしれません!
彼にしか出来ない役所だったように思います。
そうですね、彼もスクラップそのものだったかもしれません!
読みたいですね。
細かいディテールまで掘り下げてみたいですが、
もう1・2度観ないと、それもコメントできませんね(笑) ?!
あとはあんまり感想書いてる人見たことないんですが、最初と最後にちょっと出てくる"ユーレイ"、結構好きだったりします。
俳優としても、ベストアクトに近いものだったと思います。
ミスティック・リバーとあわせて神への反逆シリーズでもあるような気がします。
モーガン・フリーマン、
まさに“いぶし銀”の演技でしたねぇ^^
"ユーレイ"←???
かなり昔からイーストウッドは好きですねぇ^^
体力を使うアクションは難しいでしょうが、飄々として演技する彼には、
フリーマンとは別のオーラが出ているような気がします!
ヒラリースワンク、本当に殺気を含んだあの目つき、彼女じゃないと出ないものだったですよね~。
いぶし銀のようなモーガン・フリーマンの演技、いいです、ほんと「いぶし銀」(この言葉、ピッタリですよね)のような♪
いい映画を見たなあと思いました。
すっごい重厚な人間ドラマ!中盤以降、あま
りにも残酷な運命に「どーなってしまうの!
?」と思いましたが…あのラストは哀しいケ
ド、それもまた「愛」なんでしょうね。
登場人物が少なく、それぞれに老練・繊細・巧妙なテイストで、
とても美味しくいただけた作品です^^
もう一食したいですね(笑) ?!
>あのラストは哀しいケド、それもまた「愛」なんでしょうね。
お互い、不遇の環境にありながら、最終的には実際の親娘よりも深い愛情に包まれたと思いました。
久しぶりにアカデミー賞、納得のいく作品だったと思います!
cyazさんの記事がすばらしいので、コメント書かせて
いただきました。最後の手紙は「リターン」なのでしょうか?それとも…。イーストウッドなら、「観ている人たちの想像に任せるよ」って言うかな。(^.^)
自分のブログでも書きましたが、先入観を持たずに観ることができたcyazさんが羨ましいです。
この映画、かなり評判良いですよね。
別の映画を見る予定が、急遽このミリオンダラー・ベイビーに変更して、どんな内容かもわからず見てしまいました。
ヘビーです。かなりビックリしました。
最初はコメディ映画を見るつもりだったので、余計に衝撃的。
でもそれ以上にヒラリーやフリーマンの演技力や役作りには、改めて感心させられました!!すごいです。
賞を取るに足る演技力だと思います。
ただ、内容がヘビーだと知っていて見れば良かったなぁ~
私のは映画プログではなく、ちょっと感想だけを書いているものでお恥ずかしいのですが…
でも、こちらへお邪魔してびっくり!!
内容がハンパじゃありません!!
さすが、年100本観てらっしゃるだけあります。
その意味でもホントTBありがとうございました。
これから、またお散歩コースに加えさせて
いただきますのでよろしくお願いします。
なんだか拙いレビューをお褒め戴き恐縮です^^
>イーストウッドなら、「観ている人たちの想像に任せるよ」って言うかな
確かにそうかもしれませんね(笑)
でもあの手紙をキッカケに“あの決心”をしたんだと思っています。
イレギュラーでご覧になられたんですねぇ^^
後半の部分は僕も想像していませんでした。確かに仰るようにヘビーだったかもしれません。
でも予告では伏線を引いていたように思っていましたので、
やや重は感じていました(笑)?!
>それ以上にヒラリーやフリーマンの演技力や役作りには、改めて感心させられました!!すごいです。
本当にそうですね^^そんな演技に触れられたことだけでも観た甲斐がありましたね!
フリーマンを好きになったのは、
ショーシャンクからのミーハーですが、
やはり脇役の渋い演技が、すばらしい。
あと語り手としても。
あはは、ハンパじゃないですか(笑) ?
ま、ただの映画好きですから~^^
>またお散歩コースに加えさせていただきますので
はい、毎日でもお散歩においでませませ~♪
週末は映画の話題が多いと思いますので^^
こちらこそよろしくお願いします^^
TBさせてもらいました
『ショーシャンク~』は素晴らしい映画でしたね^^
彼のような脇役の存在はあらゆる映画で必要だと思います。
イーストウッドとの会話のキャッチボールも味わい深かったと思います!
おひさしぶりですね^^
>取れなかった作品は相手が悪かったと思うしかない
確かにそうですね(笑)
>見習って欲しい監督も多々あり!(辛口?)
激辛ですなぁ(笑)
でもこんな関わり合いができるなんて、役者冥利につきますなぁ^^
モーガンが、最後に、ユーレイが戻ってきた、とか言ってたかな、と・・・。(記憶違ってるかもですが)
とても嬉しいですっ。
さて、私もアカデミー賞受賞はこの映画は納得させられます。
歴代受賞作品の中には「…!?」な作品も多々ありますが(笑)
これは本当に選んだ皆さんが正しいと断言できるものですよね。
マギーも、ヒラリーだからこそあの素晴らしい役柄を演じきれたと私も思いました。
なるほど、そのユーレイのことですね(笑) ?!
彼の存在は今考えると何か例えがあったのですかねえ・・・。
たしかに、アカデミー会員の趣味の違いでクエスチョンな作品も過去ありましたね(笑) ?!
でも、この映画は誰もが賛辞を送る映画だと確信しました^^
やはり役者の力は大きいですねぇ^^
何となく判っていても見応えのある映画でした^^
俳優陣のすばらしかったですね+
主要三人の演技が本当に素晴らしかったですね。
私はフランキーとエディの会話の場面でニヤニヤ?してました。いい役者同士の演技って見ているだけで幸せになりますね。
>俳優陣のすばらしかったですね
そうですね、登場人物が少なく、しかも主役3人の十二分な演技は
本当に素晴らしく、オスカーにぴったりでした!
>私はフランキーとエディの会話の場面でニヤニヤ
僕も全く7_7sevenさんと同じです!
その気持ちよくわかりますよ^^
もし劇場内が明るかったら、きっと周りから変人だと思われたかも(笑)?!
噛めば噛むほど味が出る映画ですね^^
16mmと申します。
TBありがとうございます。
クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン。
3人ともカッコ良すぎ。
いまからDVDが待ち遠しい(笑)
そうですね、原作は読んでいませんが、3人の個性がこの映画を素晴らしいものにしているのでしょう!
そういえば、16mmさんのレビューもなかなか個性的ですねぇ^^
また時々お邪魔したいと思いますので、
その節はよろしくお願い致します!
最初から読むと出遅れるので、コメントしてから読みましょう(笑)?!
この作品はアカデミー会員好きな作品でしょうね^^
アカデミー発表にやはり映画的タイムラグがあるのはつくどく寂しいですねぇ・・・。
イーストウッド、フリーマン、スワンクの演技はそれぞれに素晴らしいものでした。もちろん作品もそうです。
オスカーの影響は大きいでしょうから、国内でもかなり多くの人達が劇場へ足を運ぶんじゃないでしょうか。その価値はあると思います。
そうですね、アカデミー主要4部門受賞なので、普段映画を観ない方にも、
是非劇場で観ていただきたいですね!
なかなか楽しいブログでしたよ^^
何度も思い出したように、これからもレビューしてくださいね!
こちらにもたまにはお越し下さい^^
こちらにTBさせて頂きますね。よろしかったらボクのブログにもTB&評価のコメントお待ちしてます。
仰る通り、素晴らしい映画だと僕も思います!
限られた登場人物のキャラが十二分に描かれ、かつまた
演じる役者も最大の力を発揮していると思います。
全てが備わった作品だと思います^^
TBありがとうございました。
この映画のヒラリー・スワンク、すごいなぁって思いました。
かなり演技派。
そして、モーガン・フリーマンは渋いっ!
私としては、満点ではありませんでしたが、なかなか良い映画だったと思います。
やっと見てきました、そして思わぬ展開にびっくり!
え!こういう映画だったの?
ここまで深いお話だとは思ってもいませんでした。
イーストウッドもモーガンもヒラリーも、本当に魅力的でした。
そして、最後のあり方に涙しました。
レモンパイを食べるたびに思い出しますね、きっと。
スワンクはマギーそのものですよね!
それぐらい素晴らしい演技だったと思いますし、オスカーにもナットクです^^
フリーマン、当たり前ですが渋いです^^
おひさしぶりですね^^
>イーストウッドもモーガンもヒラリーも、本当に魅力的でした。そして、最後のあり方に涙しました。
仰るとおりですね!僕もそう思います。
>レモンパイを食べるたびに思い出しますね、きっと
そうですね^^
今夜はレモンパイでなく、不思議なピーチパイでしたけど(笑) ?!
「ミリオン~」を観て感じる所は色々ありますが、人間常に大なり小なり選択をし続けて生きているのだ、ということを考えさせられてしまいました。レビューは書けませんが、今後とも自分なりに映画から感じ続けていきたいと思っています。またブログを覗かせて下さいね。失礼しました。
>人間常に大なり小なり選択をし続けて生きているのだ
仰るとおりだと思います^^
でも最後の選択決定は自分自身でしかないですね!
僕の方もたいしたことは書いていませんが、
また時々覗いてみて下さいね^^
止血のシーンは ひゃーひゃー ってっ感じでした。
鼻の止血のシーンの時に、
隣で見ている主人をチラリと見たら…
鼻 押さえてました。
痛みには、女性の方が強いのでしょうか(笑)?!
ボクサーをはじめとする格闘家には、結構こういうことは日常茶飯事だそうですよ><
確かに観てるほうが痛いですが、TVドラマなどで歯の治療シーンのほうが、
僕には刺激的(笑)です^^
また時々覗いてみて下さいね~^^
ラストは衝撃的でしたが・・・
あのラストが映画全体の質を
上げた気がします。
こちらからも
TBさせてください♪
よろしくお願いします。
>あのラストが映画全体の質を上げた気がします。
確かに衝撃的であるのですが、マギーとフランキー二人の人生を丁寧に描いてあったので、
あのラストを迎えても、ある意味ナチュラルにとらえることができました。
ラストシーンに付いては色んな感じ方があっていいと思います^^
後半の展開はまったく予想していませんでした。人間にとって本当に大切なモノは何なのか?という問いにイーストウッドが答えてくれた映画のようにも思います。
本当に素晴らしい映画だと思います。
ラストシーンの延長線で自分なりに、あのあとフランキーはどうしたのか、
この時期になって(映画を観てから暫く経って)、考えている時間が増えました^^
アカデミー賞って結構はずれが多いんですけど、これは大当たり!
いろいろ考えさせられる映画でした。自分にあの勇気があるのか?あそこまで信頼し合える人はいないなぁとかあの2人だからあそこまで愛し合えたんだとか、いろいろですが。クリント・イーストウッドは本当にいい俳優・監督だと思います。
本当にいい映画でしたし、いい役者達でしたし、
最高のアカデミー作品だったと思います!
役者であり監督であり、イーストウッドは本当に素晴らしいですね^^
再びのTBありがとうございます。私のは駄文中の駄文ですが(ノД`)
軽口はたたけないというか久々に「いい映画観たなぁ」と自分の中で余韻を味わっていたいと思える作品でした。
以前モーガンと共演した役者さんが「彼には"モーガニック"と呼べるような独特の雰囲気があるんだ」といっていたのを何かで読みましたが、今作の"モーガニック"ほど心地よいものはなかったですね。
またよろしくお願いします!!
私はこの作品を見たあと、ラストに落ち込んでしまって
長々と引きずっていました。でもこれだけ長い間考えるということは、
意味のある作品なんだなと思っています。
今回私のはへこんだときに書いた感想でひどいので
TBは控えさせて頂きますが(笑)
どうぞこれからもよろしくお願いいたします^^
>"モーガニック"と呼べるような独特の雰囲気
なるほど、それはわかるような気がします。
来日の折の彼のインタビューを聞いていても、何か彼なりのオーラは感じます。
言葉ではなく、言動から滲み出てくるオーラですね^^
役者としてのオーラも最高ですね!
ちなみにヒラリー・スワンクも他の女優さんにないオーラがあると思います^^
そうですか、落ち込んじゃいましたか^^
その日はレモンパイを探しましたが、無かったのでそれに似たケーキを食べていました!
時間が経つにつれて何となくラストについて少しずつあれこれ考えている自分がいます(笑)
カメレス、ごめんなさい。
手紙がどうなったかは、
マイブログに書いた通りだと思っています。
最後に来ていあの手紙は娘さんからの初めての返事だったんじゃないかと私は思ってます。
ヒラリー・スワンクは凄いですね、あの鍛え上げたからだそしてボクシングもかなり練習に練習を重ねたんじゃないかと思うくらい上手でした。
>手紙がどうなったかは、マイブログに書いた通りだと思っています。
そうですね、僕もそうだと思います。最後の一通が^^
>最後に来ていあの手紙は娘さんからの初めての返事だったんじゃないか
僕もそう思います。
>ヒラリー・スワンクは凄いですね
彼女は撮影中のボクシングの練習で足にマメが出来て、
そのまま続けると命まで危ういそうだったことを、後のインタビューで語ったそうです。
本当に素晴らしい女優魂ですね!
それは考えつきませんでした!
でも、なるほど~これは非常に納得です。
ヒラリーは本当に素晴らしいですね。
女優としても人間としても。
一気にファンになってしまいましたw
TBありがとうございます。
こちらからもトラバ返しさせていただきました~。
すみませんでしたm(_ _)m
小夏さんのブログに書かれていたスワンクの後日談、
勝手に使わせていただきましたm(_ _)m
それを読んで、素晴らしい女優魂だと感心しました!
例の手紙、私にとっては返送されたものだったりします。 あの時、手紙が返送され続けてきた意味を悟ったのかと。。。 手紙のほかにも、上でどなたかがおっしゃった「ユーレイ」さんとか、一見無関係にも思えることが皆意味を持っているようで、いろいろ解釈を試みるのもこの映画の味わい方かもしれませんね。
こちらからもTBさせてくださいませ。
色んな余韻を残しつつも、感動を与えてくれた作品だと思います。
小夏さんのブログのレビューにも書かれていましたが、
改めてスワンクのコメントを聞いて感動を深くしました^^
こちらこそよろしくお願いします!
鬼気迫るというか、前半から暗転する演技の見事さ。
イーストウッドらしく現実を突きつけてくるところ、充分受け止められたかはありますが、いい映画でした。
個人的に来年初頭になったとき、個人的に2005年のベストシネマと、
個人的監督・主演女優・助演男優賞を決めるのが逆に難しくなってしまいました(笑) ?!
こちらからもTBしたのですが、ダブってしまいました。
お手数ですが、1つにしていただけますでしょうか?
上でコメントされてる方がいらっしゃいますが、私もこの映画は、サクセス・ストーリーだと思って出掛けたので、ラストの展開には驚きました。
観終わったときの気分は、決して楽しいものではないですが、心に残る映画になりました。
ラストの展開を予測させるシーンが予告編でもありましたね!
それが思ったより深いところに“オチ”をもっていった感はありましたが・・・。
でも役者陣の頑張りにはつくづく感心させられました^^
海外に行く飛行機でもやっていて、また見返して
感動してしまいました。
じんわりと主張しすぎないのがいい作品です。
>じんわりと主張しすぎないのがいい作品です。
仰るとおりだと思います^^
ゆえに主役の3人の素晴らしい演技が堪能できる秀作だと思います!
ほんと素晴らしいですね!
女性でありながら骨太な演技ができるのがスワンクですね^^
2度のオスカーに嘘はないと思います!
モーガン・フリーマン、週末は『ダニー・ザ・ドッグ』公開ですね~♪
FILMS FUNと申します。「ミリオンダラー・ベイビー」良かったですね。
このような映画に遭遇すると、語られる言葉の無力感に襲われます。
一方で、何かを語りたくなるんですよね。こんなに沢山のTBが、それを物語っているようで…。私めもTBさせていただきました。
よろしければ、拙宅へもお越しくださいませ。
必要最小限の素晴らしい役者たちが必要最大限の演技で魅せてくれた映画でした。
今年見た映画の中では上位に間違いなく来る作品です^^
こちらの方もまた覗いてみて下さいね!
『マラソン』に引き続き、TBありがとうございます。
アカデミー賞、納得の作品でした。
物語り前半部分のあらすじしか知らずに鑑賞したので、後半、特にラストの部分には、少なからず衝撃を受けました。
いつまでも考えさせられてしまいますね…
誰かと語り合いたい映画だと思いました!
>アカデミー賞、納得の作品でした
同感です!初めてアカデミーの決定に納得した作品です^^
>誰かと語り合いたい映画
そうですね、ゆったりとした空間でお酒でも飲みながら、語り合いたいですよね^^
レモンパイでもいいですけど(笑)
この物語は、自分の生き様とか絆とか色々考えさせられますよね。また、脇を固める俳優もイイですよねぇ・・・
「本当におまえの人生はそれでいいのか」と真正面からストレートを放たれたようでした!
役者って職業は素晴らしいなぁと改めて思いました。
何人もの人生を語ることが出来るんだなぁ~って。
クリントイーストウッドが渋かったです。
何だか子ども並の感想ですが
こちらで熱い意見の交換などを拝見させていただき、なかなか刺激的でした。
ありがとうございました♪
>熱い意見の交換などを拝見させていただき、なかなか刺激的でした
コメントにコメントがついたりして、ブログの楽しみはそんなところにもあるようですね^^
また時々覗いてみて下さいね!
この欄にたどり着くのに、ひゃぁ~大変、
たくさんのコメントを乗り越えてやってきました。
この映画、ちょっと忘れかけていましたけど・・・またちょっぴり感動が戻ってきて、二度め楽しみになりました。
感謝!
>たくさんのコメントを乗り越えてやってきました
すみません、お疲れ様でした^^
>二度め楽しみになりました
じっくりとDVD(ビデオ)で確認したいですよね!
そして、cyazさんの感想を観て感動。
一言一句、同感!
何だか私の言いたい事をすべて代弁してもらったような感じです。
TBさせてくださいな。
素晴らしい映画でした^^
そっと、いつまでも噛み締めていたい映画です。いまでも^^
ただ、ラストにちょっと唖然と言うか
がっかりと言うか残念、うん、残念!と思ってしまいました。
とっても考えさせられる映画でした。
>ラストにちょっと唖然と言うか がっかりと言うか残念、うん、残念!と思ってしまいました
そうでしたか・・・。ま、色んな感じ方があってしかりですね^^
映画の完成度という意味では、ぴか一ですね。
ハリウッドの中の非ハリウッド的作品であることが、オスカーを得た理由だと思います。
>映画の完成度という意味では、ぴか一
確かにそうですね!それ以上に色々考えさせられた映画でした。3人の絡みは最高でしたが^^
ヒラリー・スワンクってイムソムニアに出てた女優さんなんですねぇ
とても同じには見えませんでした・・・・
ハリウッド女優さんたちは、ほんとに役作りがうまいとゆーかすごいですね
わたしもレモンパイ食べたくなりました
では~
>ハリウッド女優さんたちは、ほんとに役作りがうまいとゆーかすごいですね
特にヒラリーはこの映画のマギーと境遇が似ていたそうで、その役作りへの意気込みはハンパじゃなかったようです!
>わたしもレモンパイ食べたくなりました
ですよね^^ 今夜はレモン風味のレアチーズケーキ食べました(笑)
この作品はかなり考えさせられました。
なぜこんな結末になってしまったのか?
でもマギー自身は『精一杯やったから悔いはない』と語り、彼女を守りきれなかったフランキーは一体どんな気持ちでその言葉を聞いていたのか?…。
感動もさることながら観終わった後にしんみり考えさせられる映画でしたね。
>この作品はかなり考えさせられました。なぜこんな結末になってしまったのか?
確かに結論は観る側に預けた形のラストシーンでしたね!
それぞれがここに至るまでをどう解釈し、自分だったらどうなのか、と問い掛けられている気もしました。
未だに他の映画を観ながらも、この映画がところどころフラッシュバックされてきます!
すごいものを見せてもらった...という感じでした。
泣いて泣いて、体中の水分が無くなって、しおしおになったような気がしました。
その後、海外旅行に行った時、飛行機の中でまた見られたのですが、その時もやっぱり泣いて泣いて、しおしおになってしまいました~。
もう一回見ても、やっぱりしおしおになるでしょう
ナンバーワンは同じでしたね^^
>しおしおになったような気がしました
僕は鼻の付け根がツーンと来るような涙だったように記憶しています。
しおしおのパー~、といえばブースカですね(笑) ?ご存知かな(笑) ?
>「クラッシュ」見る前に見ておきたいな~と思ってみたのですが・・・
う~ん、僕は見逃してしまいました><
>あの3人の関係が、なんともいえない雰囲気を醸し出してますね。テーマは重いですし、「答え」はないのだと思いますが、素晴らしい作品だと思います
昨年の僕の洋画ベスト1に選んだ作品です!
廉価でDVDが発売されていますが、嬉しいような哀しいような・・・。
見えませんでしたよね~!
私なんかイチコロで倒されそうです(^_^;)
モーガン・フリーマンは、この作品で
初めてオスカーに輝き、本当に良かったと思います。
>ヒラリー・スワンクは、ボクサーにしか見えませんでしたよね~!私なんかイチコロで倒されそうです(^_^;)
そうですね(笑) 流石に主演女優賞を2度獲得できたはずの演技でした!
>モーガン・フリーマンは、この作品で初めてオスカーに輝き、本当に良かったと思います。
助演男優賞って主演よりも僕は価値があると思います^^
いや、もうすごいの一言なんですが・・・。
重すぎる・・・・。
どちらかが倒れるまで殴り続けるという競技なのに
「自分を守る」ことを優先しなければいけない矛盾、
そしてこの道で歩いていけるようになった矢先の悲劇。
・・ここまで試練を与えなくたって。
復帰するとか、あの場で亡くなるとか
それではストーリーが軽くなってしまうかも
しれませんが
たくさんの問題提起をして
それでも一つのストーリーとしてまとまってて
感動の名作には違いない、違いないんだけど
・・・でもやっぱりどっかで
なんとかならんかったのかと思う自分がいました・・。
>・・ここまで試練を与えなくたって。
ま、そうですけどね(笑)
>たくさんの問題提起をしてそれでも一つのストーリーとしてまとまってて感動の名作には違いない、違いないんだけど・・・でもやっぱりどっかでなんとかならんかったのかと思う自分がいました・・。
普通に見るとそうかもしれませんね。
語り口が違って来ましたね、Agehaはん^^
やはりTSUTAYA暮らしは伊達でない(笑)
おちゃらけのないAgehaさんのコメントは、クリープを入れない何とかかな(笑)?!