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パパからの手紙だけが、僕の心の支えだった。
■ショーナ・オーバック
■キャスト エミリー・モーティマー、ジャック・マケルホーン、ジェラルド・バトラー
□オフィシャルサイト http://www.wisepolicy.com/dear_frankie/
おススメ度 ⇒★★★☆ (5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★★★
耳に障害を持つひとり息子に、
世界中を船で旅する架空の父を装い、
手紙を送り続ける母親。
しかし、母子の前にその“父親”は現れた・・・。
Dear フランキー
君はいつのまにかずいぶん大人になったようだね。
聴くことが不自由なはずなのに、ママの声(心)が聞こえるかのように。
そして、聞くことの自由を奪ったお父さんのことを憎みもせず、
学校でのいじめにもじっと耐えていたんだね。
パパへの手紙はママへの君の意思表示なんだと、
僕は感じていたよ。
ママの嘘を知りつつも、パパだと紹介された人に、
石投げや本当のパパとしたかったことが出来たこと、
束の間の幸せだったんだと思う。
我儘も言わず、ただ本当のパパに会えることを望んでいた君、
本当のパパではないけれど、本当のパパになれる人と出会い、
ママも心を許せる人に出会えた。
君が嘘を黙っていた分、いくつかの悲しみと苦しみを乗り越えて、
新しい君の人生がこれから始まるのだと思う。
幸せか不幸せかなんてちっとも問題ではないと思う。
今まで同様、ママのことを思いやり、
君の優しい気持ちと思いやる心をもっともっと育んで、
ママと新しいパパと一緒にささやかに暮らしていけばいいんだよ。
君が出し続けた手紙は、パパではなく、
君の心を知った神様に届いたんだと思うよ。
良かったね、フランキー!
渋谷ル・シネマは上質の映画を提供してくれますね~!
上映中の2本、この『Dear フランキー』と『ラヴェンダーの咲く庭で』
最高でした
私はあまりにもフランキーがいい少年なので、もうちょっとフランキーの苦悩みたいなものが描かれればよかったかも、と最近思っています。
>もうちょっとフランキーの苦悩みたいなものが描かれればよかったかも
確かにそういう部分の描写も欲しかったように思います。
でも映像で十分感じることはできたので、程よいのかな^^
いい映画でした^^
この映画は自分の幼い頃の息子のこととダブって、
特別な“想い”がありました。
先日はTB&コメント、どうもです。まだレスつけてませんが・・^^;
この映画はファントム=J・バトラーの映画だということと、ストーリーが良さそうなので観たいのですがなにぶん、上映館が少なくって・・観にいけるかは分かりません。
でもやっぱり良さそうで。
行けたらまた来ますっ!
実は今作はバトラー氏を見る目的で見に行っってました。
で、見てみたらバトラー氏の出演シーンは少ないけど、そんなことは関係なく素直に感動できる良い作品でしたね!
私は、最後の場面で感動して大泣き状態でした!(T_T)
どちらかというと単館系の映画が好きです。ハリウッド超大作が苦手です。
この頃、良質な邦画も好きです。
そして、イギリス映画が大好きです。しかも地方都市とかを描いた映画が好きです。Dearフランキー本当に良かったです。
是非御覧になって下さいね^^
素晴らしい映画ですので!
こういう上質の作品は、できるだけ多くの映画館でかけて欲しいと思うのですが、
なかなか実情は難しいようですね(笑) ?!
>素直に感動できる良い作品
仰るとおりだと思います。
泣ける映画には色んなシチュエーションがあると思いますが、
父と子、母と子、これも大切な要素だと思います。
>どちらかというと単館系の映画が好きです
僕も話題作・大作とは別にインディペンデント系の映画は注目して
なるべくたくさん観るようにしています。
この映画もその中の貴重な一本となりました^^