さけんでいるのは、おっちょこ城の家老で姫のおもり役の十郎、通称トロじいです。それもそのはず、千代姫のすがたが見えないと思ったら、なんとお城のてっぺん。屋根の上。
「だって、トロじい、父上からもらった遠めがねで、どこまでみれるかためしてみたいんだも~ん」
千代姫は遠めがね(望遠鏡)を、お殿様からもらって大喜びです。
で、どこまで見れるか、お城の屋根にのぼています。トロじいは、おおあせり!
「だって、トロじい、父上からもらった遠めがねで、どこまでみれるかためしてみたいんだも~ん」
千代姫は遠めがね(望遠鏡)を、お殿様からもらって大喜びです。
で、どこまで見れるか、お城の屋根にのぼています。トロじいは、おおあせり!
最新刊 幽霊ランナー
2017年9月 金の星社より刊行