daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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イシダイの子供達を見に

2023-09-12 | 北のダイビング

積丹半島の"海の中の夏"もそろそろ終り、そう思わせるのはイシダイの子供を見かけた時。そんなイシダイを見ようと、この日は普段は行かないスポットへ。

この時期イシダイと出会う場所はそこそこありますが、毎回確実にと言うわけでは無い中、ここは潮の流れが気に入られているのか、ほぼ確実に出会う事が出来、この日もエントリーしたアンカー付近でさっそくのお出迎え。キャプテン(船長)グッド・ジョブ。

この子たちは好奇心旺盛で、岩に石をぶつけカチカチやると「えっなになに」と集まってきますし、カメラのレンズ周りにも集まってツンツンしたりとフレンドリーな所も人気。

少し離れた岩の上にも、みんな集まって何かをツンツンしています。大きくなると硬い殻を持ったフジツボや巻貝の殻を割って食べるそうですが、さすがにこの子たちには無理。

その分海遊びをする子供たちの皮膚を噛んだりするので、付いたあだ名が「チン〇カミ」で、子供たちがネイチャー・スタイルで海に入る時の親の戒め?なのでしょうか、知らんけど…。

 

こちらの岩の上にはムツサンゴが"咲いて"いました。北海道では唯一の(多分)サンゴと名の付く生物で、青森県の陸奥湾で最初に発見され、その名が付いたと言う北方系のサンゴで、普段は岩の裏側などで見かけるのですが、表に出ているのは珍しいですね。

岩の上で昼寝していたヒラメ、この日はスーパーで1500円サイズ?を2枚見かけましたが、左の個体の模様は猫なら茶トラかな?右は何に例えるべきかなぁ。

左はのんびりと泳ぐウマズラハギ、その向いの岩壁ではホヤが見守っていて、その周りには放射状にカイメン。ちょっとした王家の紋章みたいでした。

この日の水温は23度とまだまだ夏。は嬉しいのですが、この日も濁りがあって、透明度は5mくらい、透視度は6~7mと言ったところでしょうか?

台風を期待するわけでは無いですが、ここのところずっと穏やかな海。

被害が出ない程度に潮の流れが入り、濁りを一掃してくれないかな?次週潜るまでの間に…と思っていると今日はカミナリが鳴っていて、なにとぞお手柔らかにと願っています。