博多長浜のラーメン
博多で、ではないけど若い頃の青春の味
お気に入りの店のオヤジが病気で、店閉めてから全く食べてないから10年以上経ってる
久々食べたくなって食べたらやっぱあのオヤジのラーメンが食べたいな
角煮ラーメン!って頼んで一度も角煮ラーメン出てこない店。
あとで、わりーなって言いながら角煮とチャーシュー足してくれる店。
彼女が出来て連れてくと、彼女とばっか話してラーメンなかなか出てこない店。
行列出来てて忙しいと、ブチギレ気味にお前は空いてるときに来いと追い返される店。
のれん汚え、椅子もグラグラ、店豚臭え、オヤジ口クセぇ、バイトに日本語通じねぇ外国人雇って俺に通訳させんな俺もわからねぇ、たまに店に犬連れてくんなオヤジ、カタメの上はバリカタって言うんだって教えてくれたオヤジ。
店はともかく、ラーメンは店知らないやつ連れてけば百発百中でうまいって言ってくれる俺自慢の店だったぞオヤジ!
書ききれないぐらいいろんなことがあったなぁあの店は。
久々にあのオヤジが作ったラーメン食べたい。
体調わりぃから店閉めるかもしれねぇよ!なんて歯が抜けたマヌケな顔で、人がラーメン食ってる前でタバコ吸いながら言ってたっけか。
病人はタバコ吸わねぇし、店に立ってらんねぇよ!って返して
アハハ!そーだな!!なんて言ってたくせに
突然前触れもなくいつもどおり行ったら閉まってて、店ごと撤去されてた
ああ、あの店のラーメンが食べたい。