紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

広く見せる(一例)

2009年08月27日 | 家づくり。プラン(間取り)の話

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手前味噌ではありますが、

うちが建てさせて頂いたお家。それをご覧になった方に実際の坪数を言うと『えぇっ、もっと大きいと思ったよ~』と、おっしゃって下さいます。

それには様々な理由・工夫・約束事があって、またそんな事はもっとお偉い建築家の先生が述べておられまして、まあ僕がどうちゃらこうちゃら言う事でもないのですが、、、

簡単に一例だけ。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

対角線に視線をのばす。』

これって、結構効きます。

算数の話にもなりますが、4mの正方形の対角線の距離は、、、、、

う~~ん。う~~ん。。(笑)

5.6mちょい。

(4m弱四方が大体関西間=本間の8帖の大きさ。関東間=江戸間=全国基準であれば3.6m四方)

・・・・・・・・・・

これだけなら(一部屋で考えるなら)、それほど大した事ありませんが、、、

普通リビング廻りでは一部屋で完結する事もあまりなく、リビングとダイニング・和室等と空間がつながっていきます。

各々の空間・部屋が(リビングとかダイニングとか和室が)少しづつずれながら、つながっていく時に、

そのつながった空間の対角線を結ぶ様な視界。

つまり、つながった部屋から部屋までの、大体隅から隅マデ見通せる様にすると、実際の広さよりもかなり大きく・広々と感じられる様です。

どうです?

分かりづらいですよね~。。。すんません。。

では写真。

Img_6780

今日お邪魔したSi様家の現場。

『やっぱ対角線にのびると広いな~』と僕は思ったのですが、なかなか現場用のカメラじゃそれが表せていませんね~。。

Akamtu5

では、実際のお家を。

リビングの隅からダイニングを通して奥の和室の隅まで、見通した写真。

『元々広いじゃないか。』というご意見もあるかと思いますが、この奥行き感は相当なもの。

このお家のリビングに入ると、床面積の数字よりも相当広く感じます。

たぶん皆様が頭で漠然と想像した面積よりは、実際の床面積はかなり狭いと思いますよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんな「対角線

敷地形状やご要望によって、プランに反映出来ない時もありますし、

またそんな時は、また違うやり方がたくさんあります。

まっ、あくまでも一例。という事で。

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