紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

悩めば何とかなるもんだ。

2010年04月20日 | 家づくり。プラン(間取り)の話

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設計中のお家のプラン、ただ今家づくり現場進行中のお家のデザイン・納まりなど、ただ今お見積り中のお家の事、はたまたお家を建てて頂いたお客様からの、直しやご要望やご質問などなど。

そんな事を毎日平行して考えて・段取りして・図面を書いて、しておるわけですが、、

また、設計中のお家のプランにしても、何軒ものお家のプランが『あそここうすれば気持ち良いプランになるのかな?リビングとダイニングをこうつなげたら。』なんて事が、常に頭の中でぐるぐるまわっております。(風呂に入ってても、夢の中でも)

が、

その中でも集中して。

というか、この2・3日は何々様家。この週は○○様家と□□様家。

なんて、そのお家のプランに重点的にぐっと力を入れて、唸りながら考え込んでる。というのも当然ございます。

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先週から今週にかけては、w様家とk様家。

w様家は、一応先週末でまとまったモノを、なんだか気に入らなくて、破っちゃったものだから、さあ大変(笑)

今週末には打ち合わせ頂きますので、今焦りながら考えております。

ポイントは、リビングとダイニング・キッチン、和室、ピアノのお部屋、そして薪ストーブ。この辺の無理のない「心地よい」つながり

《これらのお部屋を、『ただつなげただけ』なら、どこに居ればイイのか?どこで家族がたまればいいのか?分からない空間になっちゃって、ただ『だだっぴろい間』。というだけになっちゃいますから》

しかし、うんうん悩んだおかげで、今までの考え方とは違う「気持ち良いつながり方」がでてまいりまして、、、

ここが出来れば、まあ、しめたもの。です。

・・・・・・・・・・・・

k様家は、かなり苦労しておりました(笑)

1階の屋根がのぼっていってそのまま2階の屋根となる大きな一枚の屋根に包まれた様な安心感のある、気持ち良いお家。

こういうプラン。

実は結構難しいのです。。

大屋根に包み込まれた吹き抜けをもつ、リビング・ダイニングなどは比較的簡単に納まりますが、そこと和室。また洗面・トイレ・浴室など水廻り。とのつながり。

アホみたいに、リビングダイニングとそれらが離れてしまった、動き難いプランなら、すぐに出来ちゃうんですがね~(笑)

また、こういうプランでありがちなのが、

やたら、リビングダイニングが広くなりすぎちゃう。って事。

何だか「しまりのないプラン」と申しますか、ものすごく大きなローカみたいなリビング・ダイニングが生み出されてしまいます。

そうならない様に、プランを造っては直し、線を書いては消し、

僕の尊敬する、住宅建築家の先生方のプランを眺め、

う~ん。う~ん。唸り(笑)

な~んてしてると、ようやくイイ基本形ができてまいりました。

悩んだおかげで、かなり良い感じ。であります。

後は、まだ少し広すぎる床面積と、なんだかあまい玄関&水廻りの空間をしめていけば、かな~り気に入って頂けるプランとなるはず。

さあ、もう一息。

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