紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

プランの要。

2011年01月31日 | 家づくり。プラン(間取り)の話

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プラン

要は間取り。(「プランニング」、ホントは「間取り」の様に平面的に考えるだけではなく、立体的に空間の事など考えてるから、実は大きく隔たりあるんだけど、まっ図面を見ただけではどちらも同じ様に、平面的にお家の間取りが書いてあるだけ。ですから)

「家づくり」を検討しだしますと、

楽しいから、「玄関はここで。」とか「台所はどの位の大きさで。」とか、お客様も色々考えますね。

はい。それはイイ事ですから、どんどん考えて、どんどん書いて下さい。

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ただ、プロと一般の方の決定的に違う事。

そして「プラン」の本当の良し悪し

を至極簡単に言ってしまうと、

たまり」があるかどうか。だと思います。

「たまり」というのも表現の難しい言葉ですが、リビングダイニングなどの空間に「たまれる」「くつろげる」。

もっと言えば、『どこに座ってどちらを向けば、落ち着いてくつろげる。家族と会話できる。団欒できる。』

そういう事が考えられたプランと、そうでないプラン。ってのは雲泥の差があると思います。(もちろん、そこには光・風・眺め等が大いに影響してきますね)

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大きなリビングであっても、

・人の通路となってしまう、悪く言えば「だだ広いローカ」となってしまうプラン。

面積は小さくとも、

・そして当然そこを人は通るけど、気持ち良くソファに座れる場所がある(眺めなど)。ダイニングやキッチンの家族と上手くつながっていられる。前者以上に広々と感じ、だけど落ち着き、心地よく感じられるプラン。

そういう差が間違いなくあるのです。

この辺は、イイお家を見て体感して、訓練した人間なら、その「プラン」を見れば大体分かるのだけど、、、、

そして、僕はやっぱりイイプランを見てもらえれば、その「違い」は、必ずお客様にも分かってもらえると思います。

《部屋の広さ・収納・水廻りの効果的な配置・動線、そういう事はもちろん大切ですが、それが一番になるのじゃなく(お客様の表に出てくる要望ってのは、ほとんどそこ)、メイン空間の「たまり」をまず考えて、その上で他を考える。

プランを考えるときは、何があっても、そこは犠牲にしない。

事が、僕がプランを考える時の最低条件。》

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が、そういうプラン・間取りを考えられるお客様。ってのもほとんど居りません。。

(まあ当たり前の話。でなけりゃ僕たち設計者は要らなくなっちゃいますから。。だけど、たまにびっくりする様な凄い方いらっしゃるんですね~~。ホント)

が、

一つだけ、それに近づける考え方。

(物凄く簡単にしてしまってるけど、、)

間取りに「家具」を書く。って事です。

「ソファはココに置いて、ダイニングテーブルはココ。テレビはココにあって。。。」などを想像しながら、間取りに落としてみるのです。

それでも、まだまだ難しいけど、

それだけでも、書かないのとは全然違います。

『暮らし方』『広さ感覚』もある程度イメージできますしね。

まあそうすれば、今までのただ部屋だけを並べてた間取り図よりも難易度は上がるから、悩むかもしれませんが、楽しいですよ。

それでイイプランを考えてみてください。

はい。こちらは、それよりも良いプラン、楽しいプランを提案しますから(笑)

《な~んて言って大丈夫でしょか(笑)。それと、お待たせしてるプランも結構ございまして。。。ゴメンなさい。アホな事言ってないではよ考えます。すんません。。》

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