磨手

磨手 投稿者：うさぎ 投稿日：2013年 2月 3日(日)01時34分38秒 返信・引用


磨手は、毎回練習していて、かなりうまくなっている人も出てきています。「戴氏心意六合拳 技撃精要」の磨手は、師父と喜成老師に表演していただいたものなので、技撃性は露わにしていませんので、武術的な何かを読み取ることは難しいと思います。磨手はやはり、変化の面白さなのです。さまざまな打法や投げたり、関節をとったりと変化に富みます。先ずは打法が基盤を作って行きますので、身法と歩法からくる勁力を発揮するために、腕の力を抜き、正確な手法、歩法、身法の方法を学んで行きます。よく腕力を使って、推手などをしている人を見ますが、それで養われた、腕力や瞬発力を使って練習を積んでいくと、力技しか養われず、質的変化は得られません。身法、歩法と協調が一定程度上達してくると、次は様々な変化を学びます。動きの中で、様々に打や投げ、関節などに変化していくのは、武術の極みですし、楽しくもあります。これらはまた詳しく書籍などにして表したいと思いますが、やはり実技でしか伝わらないところも多いのも事実です。