25の表記の小節の最初の赤丸は前の小節からつながりで「ブルース的終止」が食い込んできた
部分です。ここでは原曲の1小節目で上向き2小節目から4小節目のターゲット「F# 」音に
下向いていくことをモチーフに赤丸の音「A」を通って「B♭G」「B・G#」「C・A」と
3度のフレーズの連続です。「C・A」は「C・F」の5度になっていて「A」音が省略されて
います。4小節目から下の段の1小節目はドミナントアプローチで裏コードの「E♭」が
使われています。
29が表記してある小節の赤丸は省略音です。次の小節は非常に興味深いです。
最初の赤丸の音「C・A」は次の「B♭」音のアプローチ、次の「D・A」は省略音を加える
と「D・F・A・B♭」となり次の「G・E」は「F」音のアプローチ。そして「D・B♭・G」
は5度の音程を構成し次の「C・F」と5度の連続。この部分はコード「F」に向かう終止形
ですが「C7・F」ではなく「Gm7 ・F」になっています。和声的にはサブドミナントから
トニックという形です。
最後の小節は赤字で示した通りドミナントモーションでトニック「F」に終止している。
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