最初の段の１・２小節目にかかる赤い丸はおと「B」がコード「Em」と「Am7」の共通音で
コード「Em」が次の小節へかかっているがその時、コードは「Am7」なので９thになっている。
２小節目の音列「A・C・E・G・B・D」は下の楽譜のように１オクターブ下げることで音列が
わかる。この部分は前回で説明しているので参照してください。
Improvisation43 Autumn Leaves -Cannonball Adderley 4
２段目２小節目の音列「C・G」「D・A」は下の楽譜のように４度音程の省略音を加えた
形を示しています。２小節目の最後の音列「A・F#・E・D」は赤い矢印で示すように
次の音「C#」の装飾音符になっています。
２小節目の３小節目はコードは「F#m７」でスケールはメロディックマイナースケール
「Melodic Minor scale」です。下行する時にナチュラルになる音がありますが、これを
使わずに上行だけの音列を使っている場合もよくあります。
２段目の３小節目の最後の音「F」は次の小節の音「F#」のアプローチ音とした方が
自然と考えます。または、音「F」を考えるとBLydian７（Bリディアン７）もあります。
３段目の１小節目の最後の音「D#」赤い矢印のように前に装飾音符「E」と「D」が付い
ています。
３段目の２小節目も赤い矢印の部分は音「F#」「D#」が次の音「E」の装飾音符になっています。
３拍目も前打音も含めて「A#・B・C・B」という装飾音符のついた形からスケールで
「A・G・F#・E」となっています。最後の音「B♭」は次のフレーズにかかるブルーノートです。
Autumn Leaves -Cannonball Adderley １
Autumn Leaves -Cannonball Adderley ２
Autumn Leaves-Cannonball Adderlet３
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