Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

渡辺 明 竜王が3連敗から3連勝…タイトルの行方は最終第7局へ!/『第21期 竜王戦 第6局』

2008-12-11 19:50:50 | 将棋
今日(12月11日)までの2日間にわたって、新潟県南魚沼市で行われた『第21期 竜王戦』の第6局。

表題の通り、後手の渡辺 明 竜王が、70手までで挑戦者の羽生 善治 名人に勝ち、3連敗から3連勝を飾り、「永世竜王」の永世称号の行方は、最終の第7局に持ち越されました

竜王戦第6局、渡辺竜王が勝ち3勝3敗に(読売新聞) - goo ニュース


もう、戦型がどうとか、戦局がどうとか、何手目のどの指し手がどうのとか…はっきり言って、もう関係ないです

この両対局者の対局が実現し、タイトルの行方がフルセットに縺れ込んだだけでも、将棋ファンとしては感謝しなければなりませんし、そんな両対局者の「戦う姿」を応援できるだけで、一将棋ファンとしてだけでなく、『応援団バカ』としても幸せに感じています。


第1局から第3局…。


圧倒的な大局観に、将棋ファンの誰もが度肝を抜き、渡辺竜王をも「奈落の底」に突き落とした感のある(『週刊将棋』11月19日号の1面に写し出された、渡辺竜王の「魂を抜かれた」かのような表情が、それを強く物語っていますよね…)、羽生名人の「底知れぬ懐の深さ」を堪能させていただきました。


そして、第4局から第6局…。


「奈落の底」から、もがき苦しみながら必死に這い上がり、3連敗から「感動的」な3連勝で、その「底力」が只者ではなかった事を、見事に証明して見せた、渡辺竜王の「執念の深さ」を堪能させていただきました。


その両対局者の、「永世竜王」の称号を賭けた最終決戦…凄く楽しみです


繰り返しになりますが、どちらが戴冠しても「永世竜王」の称号を手にする事は、周知の通り。


羽生名人が最終決戦を制して、圧倒的な大局観を印象付けたまま「永世七冠」を達成するのか…。
渡辺竜王が最終決戦を制して、自身の持つ「竜王位連覇記録」を“5”に伸ばし、一番格好良い形で竜王位の永世称号を手にするのか…。


仮に、渡辺竜王が勝てば、七番勝負史上前例がない「3連敗からの4連勝で戴冠」が実現します。

それを、「将棋界のスーパースター」とも言える羽生名人を対局者として達成したら…それこそ「メイク・レジェンド」です
今年のプロ野球セントラルリーグで、読売ジャイアンツが、阪神タイガースを大逆転してリーグ優勝を達成した「メイク・レジェンド」なんて、この足元にも及ばないほど、歴史が変わります。


その最終決戦となる第7局は、来週12月17日,18日の両日、山形県天童市で行われます。


さぁ、将棋ファンの皆さん…この両対局者の「戦う姿」を、存分に応援しようではありませんか

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