いよいよ年の瀬が迫ってきました。
私が勤務する、某大手総合化学メーカーでも、年の瀬に合わせて、色々な「雑用的」業務が増えてきて、対応に追われています。確実に、年末に近づいている気がします。
そんな中、来年6月11日に開幕する、サッカー・ワールドカップ 南アフリカ大会の、1次リーグの組み合わせ抽選が行われ、先の記事にも書きましたが、日本は、オランダ,デンマーク,カメルーンと同じE組に入りました。
初戦のカメルーン戦が大事な試合だと思いますね。
6か月も前の事ですが、今から楽しみです(サッカー観戦が好きなので、今からワクワクしています)。
さて、拙ブログの読者ならご存じの、このシリーズ。
そうです。明川 哲也 さんの登場です。
朝日新聞の「こころ」のコーナーの『悩みのレッスン』というコラムの回答者として、4週間に一度のペースで登場されています。
本格的に再開した、このシリーズ…楽しんで頂けますでしょうか。
2007年6月1日に紹介した「『ゆるゆる教』のすすめ」のような、素晴しい「明川ワールド」を、今回も読者の皆さんに堪能していただけるでしょうか。
今回は、6月28日に登場した分を紹介しますが…期待通りです。
では早速、紹介したいと思います。
紹介するのは、大阪府にお住まいの、18歳の大学生の女性の方の相談に対する回答です。
相談事は、朝起きるのがとにかく苦手。通学の日は親に起こしてもらっているが、休日は10時以降でないと目覚めないし、14時に目覚める事も。ベッドに入るのは0時から1時半ごろだが、寝つきが悪く、よほど疲れた日でない限りすぐには眠れず、入眠まで3時間かかることもある。布団の中でいろいろ考えてしまって脳が活性化しているからだと思うので、何も考えないようにしているのだが、なかなかできない。このままでは私の一日は一生、昼から始まることになってしまう。朝から活動的になって充実した一日を送るには、どうしたら良いか…という内容。
私は、朝が強く、徹夜が利かないタイプで、いわゆる「早寝早起き」体質です。
相談者とは全く逆ですが、私の場合、寝ないとダメで、肝心な睡眠が浅いのも玉に瑕です。
でも、相談者の女性にとっては、昼から「朝」になり、草木も眠る丑三つ時頃に、ようやく「夜」を迎えるのならば、私と起きている時間は一緒ですよね。
休日も、「私は寝貯めが効く」と考えれば普通だと思いますし…。
名前をして失礼ですが、nanaponさんだって、「寝貯め」が効く体質の様ですし、そういう人、たくさんいらっしゃると思いますよ。
18歳で大学生なら、社会人になるまで、少なくとも4年あるわけですから、徐々に「早起き」していったら良いんじゃない?…と回答しそうです。
ところが、そんな相談者に対し、明川さんは、以下のように、絶妙な回答をしています。
以下、記事を全文引用して紹介しましょう。
*************************************
全く同じ状況で生きてきたので、あなたにとても親しみを覚えます。ボクも幼稚園児の頃から不眠ぎみで、気がつけばいつも夜明けを迎えていました。
ですから、この問題に関しては先達として言わせて下さい。申し訳ないのですが、あなたはたぶん一生治りません。グズと呼ばれ、早起き過激派に説教されながら生涯を送るのです。社会では使い物にならないぞと脅されて。
でも、果たしてこの症状、治す必要があるのでしょうか。そもそも治すとは何でしょう。それは無理やりに、時には薬さえ使って世間一般に近づけるということではないでしょうか。
セミを例にしても、午前中に鳴くクマゼミ、昼間天下のアブラゼミ、夕方から歌うヒグラシと、生命は多様です。きっと人間にもそういうのがあると思うんですよ。
小説家だって、朝から書く人もいれば、夜中しか書けない人もいます。ロウソクの明かりで書いたと噂される怪奇作家もいるぐらいですから、夜こそが文字通り書き入れ時だという作家は多いのです。
あなたの自然を無理に変えてストレスの多い人生を送るより、独自の人生をデザインされていった方がどれだけ幸せでしょう。だいたい、世間一般に治せと言われることは、個の愉しみからしてみれば治してはいけないことばかりです。治している暇なんてないのです。社会での使い物にならないために、気合いを入れて寝坊し、明け方まで充実して下さい。
*************************************
なるほど…。
酷な言い方かもしれませんが、寝られなければ起きていればいい…なんて人もいる訳で、無理に治す必要がないと…。
特に…
「世間一般に治せと言われることは、個の愉しみからしてみれば治してはいけないことばかり」
というのは、私にはできないアドバイスです。
薬剤師でありながら、寝不足で頭痛が酷いと、解熱鎮痛のOTC薬である「バファリン」に頼っちゃうけど、それがそもそも「無理」とは…。
参りました。
いやぁ~どこまでその明川さんの「世界」は、「深く」て「広く」のでしょうかね。
このペースですと、次のご登場は、前回のこのシリーズの記事にも書きましたが、12月20日頃と思われます。
今回紹介した分を含めて、以前の明川さんの回答記事を、「物が捨てられない根性」保管していますので、順次紹介していきましょう。
この次も、どんな相談事に対し、どう回答して下さるのか…期待していますよ、明川さん。
私が勤務する、某大手総合化学メーカーでも、年の瀬に合わせて、色々な「雑用的」業務が増えてきて、対応に追われています。確実に、年末に近づいている気がします。
そんな中、来年6月11日に開幕する、サッカー・ワールドカップ 南アフリカ大会の、1次リーグの組み合わせ抽選が行われ、先の記事にも書きましたが、日本は、オランダ,デンマーク,カメルーンと同じE組に入りました。
初戦のカメルーン戦が大事な試合だと思いますね。
6か月も前の事ですが、今から楽しみです(サッカー観戦が好きなので、今からワクワクしています)。
さて、拙ブログの読者ならご存じの、このシリーズ。
そうです。明川 哲也 さんの登場です。
朝日新聞の「こころ」のコーナーの『悩みのレッスン』というコラムの回答者として、4週間に一度のペースで登場されています。
本格的に再開した、このシリーズ…楽しんで頂けますでしょうか。
2007年6月1日に紹介した「『ゆるゆる教』のすすめ」のような、素晴しい「明川ワールド」を、今回も読者の皆さんに堪能していただけるでしょうか。
今回は、6月28日に登場した分を紹介しますが…期待通りです。
では早速、紹介したいと思います。
紹介するのは、大阪府にお住まいの、18歳の大学生の女性の方の相談に対する回答です。
相談事は、朝起きるのがとにかく苦手。通学の日は親に起こしてもらっているが、休日は10時以降でないと目覚めないし、14時に目覚める事も。ベッドに入るのは0時から1時半ごろだが、寝つきが悪く、よほど疲れた日でない限りすぐには眠れず、入眠まで3時間かかることもある。布団の中でいろいろ考えてしまって脳が活性化しているからだと思うので、何も考えないようにしているのだが、なかなかできない。このままでは私の一日は一生、昼から始まることになってしまう。朝から活動的になって充実した一日を送るには、どうしたら良いか…という内容。
私は、朝が強く、徹夜が利かないタイプで、いわゆる「早寝早起き」体質です。
相談者とは全く逆ですが、私の場合、寝ないとダメで、肝心な睡眠が浅いのも玉に瑕です。
でも、相談者の女性にとっては、昼から「朝」になり、草木も眠る丑三つ時頃に、ようやく「夜」を迎えるのならば、私と起きている時間は一緒ですよね。
休日も、「私は寝貯めが効く」と考えれば普通だと思いますし…。
名前をして失礼ですが、nanaponさんだって、「寝貯め」が効く体質の様ですし、そういう人、たくさんいらっしゃると思いますよ。
18歳で大学生なら、社会人になるまで、少なくとも4年あるわけですから、徐々に「早起き」していったら良いんじゃない?…と回答しそうです。
ところが、そんな相談者に対し、明川さんは、以下のように、絶妙な回答をしています。
以下、記事を全文引用して紹介しましょう。
*************************************
全く同じ状況で生きてきたので、あなたにとても親しみを覚えます。ボクも幼稚園児の頃から不眠ぎみで、気がつけばいつも夜明けを迎えていました。
ですから、この問題に関しては先達として言わせて下さい。申し訳ないのですが、あなたはたぶん一生治りません。グズと呼ばれ、早起き過激派に説教されながら生涯を送るのです。社会では使い物にならないぞと脅されて。
でも、果たしてこの症状、治す必要があるのでしょうか。そもそも治すとは何でしょう。それは無理やりに、時には薬さえ使って世間一般に近づけるということではないでしょうか。
セミを例にしても、午前中に鳴くクマゼミ、昼間天下のアブラゼミ、夕方から歌うヒグラシと、生命は多様です。きっと人間にもそういうのがあると思うんですよ。
小説家だって、朝から書く人もいれば、夜中しか書けない人もいます。ロウソクの明かりで書いたと噂される怪奇作家もいるぐらいですから、夜こそが文字通り書き入れ時だという作家は多いのです。
あなたの自然を無理に変えてストレスの多い人生を送るより、独自の人生をデザインされていった方がどれだけ幸せでしょう。だいたい、世間一般に治せと言われることは、個の愉しみからしてみれば治してはいけないことばかりです。治している暇なんてないのです。社会での使い物にならないために、気合いを入れて寝坊し、明け方まで充実して下さい。
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なるほど…。
酷な言い方かもしれませんが、寝られなければ起きていればいい…なんて人もいる訳で、無理に治す必要がないと…。
特に…
「世間一般に治せと言われることは、個の愉しみからしてみれば治してはいけないことばかり」
というのは、私にはできないアドバイスです。
薬剤師でありながら、寝不足で頭痛が酷いと、解熱鎮痛のOTC薬である「バファリン」に頼っちゃうけど、それがそもそも「無理」とは…。
参りました。
いやぁ~どこまでその明川さんの「世界」は、「深く」て「広く」のでしょうかね。
このペースですと、次のご登場は、前回のこのシリーズの記事にも書きましたが、12月20日頃と思われます。
今回紹介した分を含めて、以前の明川さんの回答記事を、「物が捨てられない根性」保管していますので、順次紹介していきましょう。
この次も、どんな相談事に対し、どう回答して下さるのか…期待していますよ、明川さん。