昨日の続き。




無言で同僚に手渡す美人で無愛想なお姉さん……。


そして、立ち去る……。


当然、事態の状況を掴めぬ素朴でぽっちゃりめのお姉さん。


な…、なんと……。


すみません、まだまだ続きます。

( つづく )
ともかく、私の荷物を守らなけらばならないので、
仁ちゃんに次のメールを依頼。

私の食品が入っている方の荷物は、エアコンのある所に置いて運んで欲しいと。


そのメールを見て、お姉さん、
「 無理! 私たちがそういう風に手配しても、
運送会社は、どうせそうしないから、無駄! 」
ひ~~いぃいいい!!

でも、多分それはきっと正しい。

やっぱり、あの主任さんらしき女性スタッフの 「 分かった 」 は、
安請け合いだったのであります。

でも、それでも、なんとかしてもらわないといけないので、
仁ちゃんに直接電話でお姉さんに、交渉に当たってもらいました。
そして、しばらくして、携帯電話が私の所へ戻って来ました。

「 仁ちゃん、お姉さん、何て言ってます?? 」
「 やっぱり、無理だそうです。 」
「 仁ちゃん、 日本の食品が私にとってどんなに大事か 、仁ちゃんなら理解してくれますよね? 」
「 はい、分かります。 」
「 じゃあ、悪いけど、もう一回、頑張って! 」
「 はい、分かりました。 」
そして、私は再度、 美人で無愛想な若い女性スタッフ に、
携帯電話を渡したのですが・・・。

( つづく )
私が怒っているのは、下記の3点について。

① 私は荷物について、確認の上に確認したのに、無くなるって、どういう事?

② 二つの荷物のうち一つは、食品で要冷蔵なのでヤバイ。

③ 航空会社のスタッフが全く親身ではない。

交渉にあたるにつき、これ以上は 私のつたない中国語 では無理なので、
ヘルプをお願いすべく、卒業生の仁ちゃんに、電話しました。

仁ちゃんは、私が教えた学生の中で、一番会話能力が優れた学生なのです。
「 仁ちゃ~ん。

私の荷物が紛失しました。
航空会社のスタッフは全然親身じゃありません。

一度も、すみませんって、言ってません。
私は怒ってます。

てなことを捲くし立てた後、メール作成を依頼。
「 私は何回も何回も確認したのに、
荷物が紛失するって、どういう事


って、言う内容を丁寧に書いて送って。 」
こちらが、そのメール。 ↓

主任さんらしき女性は、忙しそうにして完全無視を決め込んでいます。
なので、私の近くにいた 美人で無愛想な若い女性スタッフ が暇そうにしていたので、
私の携帯を手渡しました。

「 見て

そして、彼女の回答は、
「 だって、上海は暴雨だったから。 」
えっ…。

なんで、暴雨で荷物が紛失するのか分かりません。

確かに暴雨で、上海空港に着陸できず杭州に着陸しましたが、
暴雨がおさまったから、上海に戻れたはずなんですけど。
なので、飛行機が上海に戻った時は、雨ではありましたが、
暴雨というほどのものではなかったと思うのですが・・・。

( つづく )
まー、荷物が出て来るのを待っている時の、不安さ、半端ないです。

どうにもこうにも、私の荷物は出てきそうにないので、航空会社のお姉さんに、訴えました。
そうすると、事務室に連れて行かれ、紛失届の用紙に名前と住所、電話番号を記入。
カバンはどんな形でどんな色だったか、尋ねられたのですが、色の説明が難しい・・・。

色の感じ方って、人それぞれなところもありますし・・・。
以前、私がピンクだと思っていたものを学生は赤だと言うし・・・。
ほとんどの学生は、「 黄色の犬 」と言います。
「 それは、日本語で言うと茶色かな。」と、毎年訂正しています。
スタッフが、色のサンプルを示して、
「 これか? これか? 」
と尋ねてくるのですが、サンプルの量がめっちゃ少ないのであります。

私のカバンは茶褐色だったのですが、その色のサンプルが無くて、
赤を示して、「 だいたいこんな感じ。 」と言うほかありませんでした。
「 茶褐色 」と言う、中国語を知っていたら、良かったんですけどね。

万が一の時に備えて、ご自分のお荷物は写真を撮っておくことをお勧めします。
私も今後は、そうします。

主任さんらしき大柄の女性が紛失届を記入し、控えを私に渡し、
「 明日、この住所に届けるから。 」と。
嘘つけ!

「 私の二つの荷物のうちの一つは、段ボール箱で、その中には食べ物が入ってます。
だから、その箱は、暑い所に置かないでください。
車で運ぶ時、エアコンのある所に置いてください。 」
「 分かった。 分かった。 」
イヤ、分かってない!

私の言ったことを全然メモしないのだから、引き継ぎができるはずもありません。
「 書類にちゃんとそのことを書いてください。 」
「 分かっているから、大丈夫だ! 」
「 あなたは分かっていても、他の人は分からないでしょう!
その書類に書いて! 」
その後、主任さんらしき女性は、早口でまくし立てたので、何を言っているか全然聞き取れませんでした。

そして、彼女はさっさと私のことは無視して、他の書類を書いていました。
実は、その日、荷物を紛失したのは、私だけでは無かったのです。
そして、私の闘いは、まだまだ続くのでありました。

( つづく )