本日のライブは【よじれ】ツアー2020です。
2019年に戒能光司 (かいのう こうじ)(guitar)、石井智大(Vln)、高橋佑成(Pf)による
エレクトリックジャズバンド「よじれ」を結成されて初のツアーとのことです。
高橋さんとは「たくみの悪巧み」でお聞きしましたが、戒能さんと石井さんは初めてです。
エレクトリックジャズバンドのうたい文句の様に高橋さんもシンセサイザーを持ち込み、
ヴァイオリンもエフェクターをとして3人のエレクトリックな音色を奏で演奏でスターしました。
特に高橋さんのシンセサイザーにはノイズを意識した音を出されていて、
現代音楽に近いのかと思わさせる音作りです、グルーブ感はあります、
オリジナル曲を中心にファーストセットを終えました。
セカンドはファーストとは変わってアコスティク感がありますが、
演奏曲はオリジナル中心です、高橋さんの音使いはビルエバンスを彷彿させます。
バイオリンの石井さんは2本を使い分けていて一つの曲の中でも使い分けていて、面白い音色を奏でておられました
演奏終了後に戒能さんにバンド名について質問したら、
あるミュージシャンから3人の演奏は「よじれている」との指摘があり、
そのままバンド名にされたとのことでした。
戒能さんはJAZZの既成概念にとらわれない演奏を志してやっておられるとのことでした。
そして自分は戒能さんのMCを聞いてこのトリオのポイントはジャズピアニストの石井彰さんだと確信しました。
理由は石井智大さんが石井彰さんの息子さん、高橋佑成さんは石井彰にジャズピアノを師事、
戒能さんは親戚方に石井彰のファンであり、ライブに小さい頃連れて行かれたと、
小さい頃より石井彰さの事を聞かされていたとのことでした。
やはり若い人は発想が素晴らしくユニークトリオでした。
戒能光司
高橋佑成
石井智大
V
船と音楽を愛する男の日記