世界の艦船 2020年 3月号

特集・アジアの空母レース



今月の特集はアジアの空母レースですが、
現在アジアで空母と呼べる艦船は中国海軍とインド海軍ですので苦しい特集です。
中国海軍、インド海軍ともに実際に運用できているのは各1隻であり、
共に作戦行動を行っているのではなく特に中国海軍は運用ノウハウを習得中であます。
両海軍の空母の原型はロシア海軍の中古を基に改造しており、
艦上戦闘機は共にロシア空軍機及びコピーです、
両国は国力をバックに増強していることは事実であり、
今後は正式空母を建造して行動範囲を拡大していくことでしょう。
前回の特集では中国海軍についてでしたが、今回の特集も重点は中国海軍であり、
対応するのはアメリカ海軍です、補完するのは海上自衛隊とオーストラリアですが、
現在正式に艦上戦闘機F35BライトニングⅡの導入を決めているのは日本のみで、
その運用ノウハウから戦術についてのコメントはなく、ハードのみが先行している様相です。
今月号の注目記事はLNG船舶の多様性が多く書かれていて、
客船、カーフェリー、積載船等の船舶を就航しており、
世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」進水して、
環境問題への対応は急務であることが知りえます。