酒井さん、林さん、田中さんによる「だいだらぼっち」を聞くのは初めてです。
三人の妖怪による演奏はどんな音が織りなすか楽しみです。
ファーストセットはバラード曲から始まりました、
坂井さんの声は独特の響きと力強さを感じます。
林さんのサックスも独自の音色が響きます。
田中さんは相変わらず、飄々としたタッチで奏でます。
演奏曲目はジャズスタンダード、林さんのオリジナル曲等を中心に、
坂井さんはMCで演奏曲目について独特の解釈をしながら歌い始めます。
その声はまるで楽器のような響きであり、トリオで演奏しているかの様に展開します。
トリオ名である、「だいだらぼっち」の言い伝えにあるような世界観を感じます。
特に林さんのオリジナル曲「ナーダム」は三人によるインプレが織りなす音世界は素晴らしいの一言です。
セカンドセットでは日本の曲「買い物ブギ」「ヨイトマケノウタ」を坂井さんの独特解釈で歌われていて、
詩の意味をしっかりと理解されてご自身の歌として歌われているのではないかと思いました。
演奏は白熱して、アンコールも2曲も歌われて、大熱演の演奏でした。
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