映画「レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち」観ましたが、
スッキリとしなかったので、原作を読みました。
原作は2012年、映画は2016年公開です。
やはり原作が一番分かりやすかった。
やはり彼らは基礎がしっかりしているのとジャズ畑であることが、
プロデューサーの要求にこたえることができ、
自らもプロデュースできることが
時代の要求にこたえることができたのではないかと思いました。
音楽の良し悪しはプロデュースにかかっていることは明白であります。
彼らは演奏することが第一であり、それによりビジネスとして稼げるのでありますが、
時代とともに彼らの役目は変わっていきます。
しかし、彼らが作った音楽はオールディーズとして時代を経ても、
不変であり、何時もでも受け継がれていくとも思います。
その中で、キャロル・ケイについては知りませんでした、
本を読んで彼女の事を調べましたが、この時代に女性として、ミュージシャンとして活躍されたことのすごさが分かりました。
後はフランク・シナトラ「夜のストレンジャー(Strangers in the Night)」について、
この曲は映画「ダイヤモンド作戦」で挿入曲としてベルト・ケンプフェルト作曲しましたが、
それほどヒット作品でもなく、冒頭とエンディングで流れていました。
本の中では、マレー・ウルフがプロデューサーをジミー・ボウエンに依頼したとのことで、
ジミー・ボウエンがこの曲を知っていて、作詞をチャールズ・シングルトン、エディー・スナイダーに依頼したとの記載がありました。
ジミー・ボウエンはこの映画を見たのでしょうか、見ていて構想が浮かんだとすれば、
やはり素晴らしい才能ですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます