世界の艦船2022年4月号の特集は中国海軍 2022 です。
昨年も4月号特集は中国海軍でした。
昨年から今日に至るまでの状況について昨年担当した評論家がそれぞれ違う観点から解説されています。
中国海軍の基本はアメリカ海軍と同じ艦艇を造ろうとしております、
艦艇数ではアメリカ海軍を追い越していますが、内容はまだまだです。
本誌で知りうる内容はハード面でのそれぞれの性能を列記されていますが、
井上氏が指摘されているようにソフト面での情報が少ないので、
中国海軍の実力については不透明です。
特にネットワーク面での対応がどの程度進んでいるかは分かりません。
しかし、着実に進化しているとことは間違いありません。
特集以外では米海軍の新型水上戦闘艦DDG(X)について井上氏が解説されていますが、
現在持っているノウハウと今後必要となるノウハウをどのように折り合いをつけるかが、
課題としてあるのではないか思いました。
そして写真特集では
日本財団の「MEGRI 2040」プロジェクト 無人運航船の実証実験 相次いで成功!
DFFASコンソーシアムの無人運航 いよいよスタート! 無人運航実証実験船「すざく」公開
と現在の日本での無人航行について取り上げておられ、
池田氏の「ゼロエミッションへの挑戦! 加速するCO2フリー技術の開発
前編:化石燃料からグリーン燃料へ」について解説されておられます。
共にこれからの船舶の課題であり注目されます。
無人運航実証実験船「すざく」のネットワーク構成図には興味がありました。
SDN(Software Defined Networking)とは、
ソフトウェアを用いてネットワークを制御する技術の総称です。
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