世界の艦船は毎年、空母関連の特集が続いています、2021年も2回、増別号では
ジェラルド R. フォードが発行されています。
今回は空母の戦後史です。
岡部氏の「戦後空母の発達をたどる」は国力のあるアメリカは正規空母を作り続け、
国力のないイギリスは知恵を出してジェット機に対応していく過程が述べられています。
旧ソ連は対抗しようとしましたが、ノウハウがありませんでした。
七つの海を支配するには空母は欠かさない艦船であり、
艦上機の発展と共に進化しています。
大塚氏の「戦後空母はいかに戦ったか」はこれまでの空母による作戦行動について分かりやすく解説されています。
空母のこれまでの運用方法を見るとアメリカとイギリスのスキルは他国より抜くに出ていると思いました。
イギリスのクイーン・エリザベスがインド太平洋まで展開できることは海軍力があることが証明ではないかと思いました。
戦後空母で好きなのは「フォーレスタル級」で
艦上機は「グラマンA-6イントルーダー」です。
それから「現代の艦載兵器〈第26回〉情報通信システム」は本業だったので内容について理解ができました。
これからのネットワークは高速化してデータの共有がいかに迅速に行えるか求められています、
各国も次世代ネットワークを構築していると思います。
自分はクイーン・エリザベスがインド太平洋まで展開した時に各国とのデータのやり取りがどのような状態であったかは知りたいところです。
後はクラウド上でのデータ収集とAIによる解析により敵対国の動向を把握してより効率よく打撃出来るのではないかと思います。
この辺は井上氏の範疇ですかね。
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