世界の艦船は11月号の特集・強襲揚陸艦です。
前回の特集は2020年12月号でした。
前回と内容は似ています、
今回「強襲揚陸艦のメカニズム」は大塚氏で前回は井上氏でした。
海上自衛隊についても池田氏で前回は吉富氏でした。
3年経っての現状としては強襲揚陸艦としてのタスクホースを構成できているのは、
アメリカ海軍だけです、体制を構築中なのは中国海軍です。
差は歴然としています。
そしてアメリカ海軍も戦略が変わってきています。
「より遠くから、より早く」海兵隊は{EABO}を掲げています。
EABOとはアメリカ海兵隊が中心となって開発されている軍事コンセプトです。
遠征前進基地作戦(えんせいぜんしんきちさくせん; Expeditionary Advanced Based Operations)、
敵の接近阻止・領域拒否に対して、その脅威圏内に前進基地を設置し、
これを海軍・海兵隊部隊の拠点として制海の支援などにあたるものとされています。
その他の国はアメリカと同様の組織を構成することは不可能であります。
でも各国はそれなりの強襲揚陸艦を人道援助や災害派遣に用いられる多目的艦として、
いわゆる戦争以外の軍事作戦は戦争ではない状況における軍事作戦を指しています。
池田氏は「海上自衛隊に強襲揚陸艦は必要か」で解説されていますが、
やはり「おおすみ」型輸送艦の代替は「サン・アントニオ」級クラスが必要でないかと思いました。
他の記事では本誌記者が5週間にわたって取材!IPD23「いずも」「しもきた」航海記です。
「タリスマン・セイバー23」主幹にASEAN各国との「乗艦協力プログラム」に帯同されました。
やはりインド太平洋をより知りぬくには、
各国の人事交流と各国の日本に対しての状況を肌で感じる事の重要性を感じました。
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