小泉悠氏の「終わらない戦争 ウクライナから見える世界の未来」を読みました。
本誌が発売されたのが、2023年9月20日なので、
今読むと状況は変わっています。
戦争は4年目に入りました。
プーチンは再選されました。
戦況は膠着状態が続いており、
ドローン攻撃、ロケット攻撃等の遠距離からの攻撃が盛んです。
本誌で著者が指摘しているように戦争の終わりは見えせん。
それどころかイスラエルとハマスとの戦争が始まりました。
これにイラン、イラク、シリアも絡んでいます。
中国はグレーゾーン戦略で周辺諸国を威圧しております。
この状況は第三次世界大戦であると確信しました。
ロシア、中国、イラン、北朝鮮を主軸とした連合と
アメリカ、ヨーロッパ主軸とした連合との戦争ですが、
第一、第二次世界大戦のように正面から戦うことはなく、
非対称、情報、テロ、サイバー攻撃等の非正規戦争です。
本誌でも熊倉氏の「プーチンと習近平の急所はどこにあるのか?」との対談での内容は参考となりました。
共に大衆の動向が気になりますが、国内では言論統制、報道規制、ネットワーク規制等により国民を統制しています。
終わらない戦争の終わらせ方は経済が破綻して国民が暴動を起こして、
戦争どころではない状況になるまで続くのではないかとも思いました。
間違っているかもしれません。
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