君の夢をみた朝
いつものように君を探して
黒のストッキングを履くのは
真夏の黒は墜ちるように色めくと
君が頷いたからで
だけど
君の好きな色は知らないまま
それでも
生きて暮らしていかなくてはならず
このいちにちに
色を塗ろうとしては
絵の具が
黒の足もとに散らばり
まるで
不規則な色模様で
ああ君の夢みたいだ
いつものように君を探して
黒のストッキングを履くのは
真夏の黒は墜ちるように色めくと
君が頷いたからで
だけど
君の好きな色は知らないまま
それでも
生きて暮らしていかなくてはならず
このいちにちに
色を塗ろうとしては
絵の具が
黒の足もとに散らばり
まるで
不規則な色模様で
ああ君の夢みたいだ