エイプリールフールは・・・。

エイプリールの今日は我が家の息子の誕生日です。


２７年前の今日朝８時５０分に生まれました。


とっても暖かな春らしい陽気でしたので、お医者さまは外にお花見に行ってしまっていて・・・。

研修医さんのお世話になりました。。。。。。。＞＜



予定日は４月７日。


病院に向かう車の中では陣痛の痛みより「なんでよりによってエイプリールフールなんだろう？」ってことばかり考えていました。


日にちが日にちなので産科の病室はガラガラ・・。

「もう一人生まれましたよ」とストレッチャーで運ばれてきたのはなんと友達。

彼女は３月の終わりが予定日と聞いていたのでまさか同じ日に出産するとは思いませんでした。

翌日からはどんどん入院してきて・・みなさんお上手ですなぁ～～。


４/１日は早生まれ最後の日。


間もなく１歳になる子たちと同級生とはあまりに大変すぎる！


「明日（４/２）に生まれた事にしてくれませんかね～」と看護婦さんにお願いしたら

「今はね、そういうことはできないんですよ。次のお子さんを産むときはこんなややこしい頃の予定日にならないように注意しなさいね。」
と言われてしまいました。



この年の４/１に電電公社がＮＴＴと社名を変えて、同じ誕生日ということで記念樹を戴きました。

これはちょっと嬉しかったですね。


小学校に入ったある日、息子がこんなことを言い出しました。

「僕と同じ４月生まれなのにみんなもう７歳なんだって。僕は６歳なのになぜ？」


確かに６歳の頭では理解できない難問だな、それは・・。


次の日、教室に行ったら壁に貼ってある誕生日の汽車の最後にもうひとつ４月の車両が出来ていて、そこに息子の名前が書かれていたそうです。

先生の暖かい配慮に心から感謝。


その後もその先生は息子を何かと気にかけてくれて、
大人になった今、時々街でばったり会って親にも言えない話を息子は先生にしているようです。


４/１、エイプリールフールが誕生日の子なんてそんなにいないのでは？と思ったら結構いるんですね。

元ジャイアンツの桑田さんも4/1生まれのようです。


なんでこんな日に・・・とずいぶん思いもしましたが、逆に学年で一番最後に生まれた子と思えば小さくて当たり前、できなくて当たり前と
ゆったり見守ることが出来た気がします。


たかが誕生日されど誕生日。

冗談だらけの今の息子にはなんてぴったりの誕生日だろうとつくづく感心しています。



とりあえず・・・・息子よ、誕生日おめでとう。