本音

先日の記事に寄せてくれたティケさんのコメントでのご質問。


＞dearkeiさんの思う方向性はどんなですか？
デビュー当時のＫくん・・・どんなですか？


考えてみました。

これはあくまでも私個人の気持ちです。
色んなファンの方がＫくんをずうっと見守ってきて、色んな思いがあると思います。だからあくまでも私が思うことに過ぎないのですが・・・。

デビュー当時のＫくん。
一言で言えばミステリアスでしたね。
Ｋという名前も、伏目がちな視線も、無口そうに見えたところも。

公式ＨＰに書かれた「超大型ヴォーカリストデビュー（だったかな？）」のコピーがぴったりの歌唱力と甘いシルキーボイス・・。


日本語をゆっくりゆっくり話し、時々口をきゅっと結ぶ仕草が可愛くて。

どんな人なんだろう？
どんなことを話すのだろう？
どんなことを思っているのだろう？

Ｋの口から飛び出す言葉のひとつひとつが待ち遠しくて、そしてそのすべてを聞き逃したくなくて、ラジオの音源やテレビの映像を夢中で求めまくっていました。

公式ＨＰのＦＲＯＭ　Ｋの最初のコメントは「初めまして、Ｋです。」
毎日のようにのぞいていたものの、ＢＢＳに私が初書き込みをしたのはそれから一月もあと、「こんな素敵な人を日本にスカウトしてくれたスタッフさんに感謝します」なんて書いたような・・・。

当時のインタビューに必ず登場する別れた彼女。
「別れた彼女を思いながらレコーディングしました」というコメントを思い出しながら聞いた「抱きしめたい」はとっても切なかったなぁ・・。

だけどその切なさがあの頃のＫの歌をとても引き立たせていて・・「over」や「抱きしめたい」のＰＶを観ては本当にどんだけ～切ない雰囲気が似合う人なんだろうと思ったものです。

そんなＫくんが笑顔で登場したＰＶが「Ｇｉｒｌｆｒｉｅｎｄ」
切なさだけじゃなくて、前向きな歌が新たな魅力を感じさせてくれる１曲でした。

音楽に言葉は要らない・・そんな名言があるけど、本当にそんな感じ。
聞いていて溢れてくる思い、Ｋのシルキーボイスから伝わる思い・・。
言葉の不足を補うかのように一生懸命に歌に込められた思い・・。
デビュー当時のＫの何よりの魅力でした。


だけどそれは勝手に私が思い込んだイメージ。

Ｋの本名はカン・ユンソンで別に名前を隠しているわけではない。
本当はおしゃべりな青年でただ日本語が話せなかっただけ。
切ないのは歌の中だけで、実際はものすごくポジティブ。
笑顔がとっても可愛い普通の２１歳の男の子でした。


よく笑い、よく話すＫくんで良かったと思いつつ、なんとなくあの頃のＫくんをどこかで求めてしまう私なんですね。
だって、本当に素敵だったのですもの・・・。


わが子が成長していくのを眩しく感じながら、幼い頃が懐かしくてちょっぴり寂しい、まさに母親の感情みたいなものかな・・・。




私が求める方向性・・そんな偉そうなものではないけど、アーティストとしてのＫをもっともっと見せて欲しいという願いです。

歌番組への出演があまり無くてバラエティーが多いこの頃。
それがちょっと寂しいです。


新曲はいつでどんな感じの曲になるの？

今はそれを一番に聞きたい。

やっぱり何より歌でノックアウトして欲しいから。

Ｋの声で奏でる新しい歌詞とメロディーをあの頃のようにドキドキしながら待ちわびている私でありたいと思うこの頃です。


もうじき桜の開花ですね。
花粉症は辛いけど、あのオレンジ色のコートの出番です。
「綺麗な色ですね」立ち寄ったお店の人に何度か言われて恥ずかしかったり嬉しかったり・・。
女性って着るものや、髪型、お化粧のノリでその日一日が元気に過ごせたりしますよね。


常々ブログではＫを元気に応援していたい・・と思っている私です。
だけど時々なことを書いちゃって・・。
心配のメールを下さったＫ友さん、ごめんなさい。
これからも暖かくＫくんを見守って行きたいと思います。
どうぞよろしく。