猟奇的な彼女。

お盆休みでＫ君の日本の活動も一息という感じ。私は娘のパスポートの申請に旅券センターへ。そんなに混んではいないだろうと高をくくっていたのですが、いやいや凄いひとでした。こんなに海外に行く人がいるのね。いいなあ。私は飛行機嫌いで・・・。
暇なので久々に「猟奇的な彼女」のDVDを観ました。そうです。Ｋ君が何度も観たという映画。改めてみるとまた違った感動がありますね。この映画が日本で公開されたころは、まだ私も韓国ドラマのファンではありませんでしたが映画は「シュリ」をはじめ結構面白くて好きでした。それでこの映画も観たわけですが日本の若者に置き換えても通じるようなストーリーになんの違和感もなく引き込まれました。この映画はストーリーにも描かれているけれど、主人公のキョヌがある日出会った不思議な女の子とのエピソードを掲示板に書いたところ評判になり映画化までされたという今日本でもタイムリーに評判の「電車男」と同じ歩みです。しかも、出会いが電車というのと彼女を助けたことがきっかけというのも同じです。違うのは「電車男」のヒロインが優しい女性なのに対して、こちらは気が強くてちょっと乱暴というところ。どのシーンもおもしろいけど、一番笑えたのは電車の中で子供がいたずら書きした線を通る人がどちらの足から入るかで賭けをするシーン。兵隊さんが何人も行進してきて絶対右足から入ると確信したキョヌはほくそ笑むのですが、なんとその線の直前で上官から「足を変えろ」の指示。キョヌにはビンタの嵐が・・。おまけに次の人は怪我をしていて右足は使えず・・。ほんと気の毒ですが笑いました。感動的なのは彼女のお見合い相手に彼女のことを色々教えるシーン。それを知った彼女が彼を追って駅のホームで・・・。BGMのシン・スンフンの「I Believe」いいですね～。（彼はこの曲で7月に日本デビューでしたね。）気が強いけど、心に大きな傷を持っていて新しい恋に踏み込めないでいるヒロインを優しく見つめるキョヌって最高じゃやないですか？演じたチャ・テヒョンもキョヌ同様憎めないキャラで素敵ですね。それはそうと、ヒロインの名前って出てきませんよね。わざと伏せたのかもしれませんね。そうそう彼女がお見合いする相手を演じていたのは「チャングム]で王様を演じている方です。久々に心が温まりました。
明日から私は仕事です。がんばりましょう。