突然に・・。

このブログをスタートしてしばらくした頃、実はもうひとつブログを書いていました。

(しばらく書かないでいたらパスワードを忘れて編集ができなくなり止めてしまったのですが・・・。）

そのブログには主に身内の話を綴っていて、一番登場回数が多かったのが主人の母でした。

超天然ボケのそのキャラは書き出せばきりがないほどのエピソードがあります。

突っ込みやすくていじりやすいキャラでもあり、私たちの何よりの癒しでもありました。


その母が２３日に亡くなりました。

念のためと入院して２カ月弱。
亡くなることは全く予想していなかった入院でしたので、あまりの急展開に家族はついていけなくて誰もが放心状態。

優しく微笑む遺影は確かに母ですが、お通夜も葬儀も別の人のもので母は私たちと一緒に出席しているかのような錯覚に陥り思わず姿を探してしまうのでした。



縁あって嫁姑の関係になりましたが、実の娘以上に可愛がってもらいました。

この３０年間いわゆる「嫁姑戦争」は一度もなし。
（もちろん母の辛抱強さがあっての事ですけど）
それどころかかけられた言葉は優しい言葉しか思い浮かびません。


母が私をいつも「ママ」と呼ぶので、いつからか親戚中が私の事を「ママ」と呼ぶようになりました。
甥っ子も姪っ子も自分の母親は「お母さん」で私の事を「ママ」と呼びます。
３歳の甥っ子に「ママ」と呼ばれるのはさすがにちょっと照れ臭い年齢になってしまいましたが・・。

エイプリールフール生まれ我が家の息子の誕生日には毎年いたずら電話をかけてくる茶目っ気があったり
孫のこととなるとすぐに熱くなる面も・・。


本当に可愛くて楽しい、愛すべき母だったなあと改めて思います。

みんなが集まってワイワイやるのが大好きな人でしたので、
昨日も葬儀の後みんなで集まりました。

出てくるのは母の楽しいエピソードばかり。
そしてみんなで泣き笑い・・。

母の事を良いお姑さんとはっきり言える私は幸せ者ですね。


想い出が尽きませんが、冥福を祈りながらこれからまた少しずつ母の事もブログに綴っていきたいと思っています。