ミィちゃん一昨日あたりからフランクルの「夜と霧」を読んでます🐁
初めて読んだのは2014年1月📕
ミィにしては珍しく年月をしっかり覚えてます。
マロ夫が死んだ翌年のお正月だから、マロ夫の没年を調べれば自動的にわかる仕組み(ᵔᴥᵔ)
本はボロボロだし翻訳も古めかしくてワロタが、内容的には超絶ブラボーじゃった。
今回は2021年発行の改訂版なので新品同様、かつ翻訳が現代的で読みやすい。
長らく収容所に入れられている人間の典型的な特徴を心理学の観点から記述し、精神病理学の立場で解明しようとするこの試みは、人間の魂は結局、環境によって否応なく規定される、たとえば強制収容所の心理学なら、収容所生活が特異な社会環境として人間の行動を強制的な型にはめる、との印象を与えるかもしれない。
似非心理学者の大好きなやつですね🦩
しかしこれには異議があり得る。反問もあり得る。
あり得るあり得る🦆
では人間の自由はどこにあるのだ、与えられた環境条件に対してどう振る舞うかという、精神の自由はないのか、と。
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人間は生物学的、心理学的、社会学的と、なんであれ様々な制約や条件の産物でしかないというのは本当か、
すなわち、人間は体質や性質や社会的状況が織りなす偶然の産物以外の何ものでもないのか、と。
そしてとりわけ、人間の精神が収容所という特異な社会環境に反応する時、本当にこの強いられたあり方の影響を免れることはできないのか、
このような影響には屈するしかないのか、
収容所を支配していた生存状況では他にどうしようもなかったのかと。
素晴らしい!
パチパチパチ👏
この短い文章を読んだだけでワクワクするっす🐝
10年前の喜びがハートいっぱいに広がりますわ~🦋
しかもこれはうんこ心理学者らがまき散らしているような絵空事とは全く違う。
なんぜフランクル自身が実験台になってしもたからね🐥
別に自分から志願したわけではないが、結果から見ると、
あなた完全に選ばれてますよね? 🐣
ヒトラーも選ばれたし、フランクルも選ばれたし。
この世は巨大なスタンフォード監獄実験🌳
経験からすると、収容所生活そのものが、人間には「ほかのありようがあった」ことを示している。
その例ならいくらでもある。
感情の消滅を克服し、あるいは感情の暴走を抑えている人や、最後に残された精神の自由、つまり周囲はどうあれ「わたし」を見失わなかった英雄的な人の例はぽつぽつと見受けられた。
そういう人はみんな死んじゃったんでちょ?🐇
英雄として祀り上げられることもなく🐢
強制収容所にいたことのある者なら、点呼場や居住棟の間で通りすがりに思いやりのある言葉をかけ、なけなしのパンを譲っていた人々について、いくらでも語れるのではないだろうか。
偉いにゃー🐁
そんな人は、たとえほんの一握りだったにせよ、人は強制収容所に人間をぶちこんですべてを奪うことができるが、たったひとつ、与えられた環境でいかに振る舞うかという、人間としての最後の自由だけは奪えない、
真の自由ってこれだよね🐀
人間の独自性、つまり精神の自由などいつでも奪えるのだと威嚇し、自由も尊厳も放棄して外的な条件に弄ばれる単なるモノと成り果て、典型的な被収容者へと焼き直された方が身の為だと誘惑する環境の力の前に跪いて堕落に甘んじるか、あるいは拒否するか、という決断だ。
初めて読んだ時もめっちゃ感動したんやけど、
あれから10年経って、ますます響くわ~🧚🏻♀️
今の時代にこそ読むべき本かもしれにゃい(ᵔᴥᵔ)
人助けアピールして喜んでる老害に聞かせてやりたいでつ🐰
いやむしろ、あれらは読解力が欠落しているから逆に読まない方がマシじゃ🦉
フランクルなんか読んだ日にゃあ、
自分を英雄の一人と認識し始めるんじゃね?🐷
コワイネー