ナポレオンが対外戦争で勝利を重ねる。
革命で初めて創設された徴兵制による国民軍が圧倒的な強さを誇ったからです。
利なのか害なのか🦋
フランスは「自分たちの国は自分たちで守る」という国民意識に目覚め、国民国家となっていきました。
自由と平等を理念とする近代国家を作り出していくのが国民国家にほかならない、という考え方がヨーロッパに広がります。
この国民国家の意識が植民地獲得を目指す帝国主義をこのあとも支えていくことになります。
はい?🐒
帝国主義をぶっ壊すのかと思いきや、支えていくわけか😸
それ以前のヨーロッパにおける戦争というのは、あらかじめ常備軍として持たれていた戦力が行う戦争であって、一般市民というか国民は国防に主体的に参加する存在ではなかった。
一般市民を参加させることで軍隊はより大きくなる🐈⬛
国民意識を持たせることで自分の国を守るという意識、つまり愛国心を育て、強力な軍隊を作る戦略っすね🐕
その分だけ当然(これまでは)、政治的な参加の権利も制限されていたわけなんですが、
フランス革命によって自分たちの国家であるということで、防衛にも自分たちが参加すると。
単に強制されて軍事動員されるよりもはるかに強い軍隊になった。
サルもおだてりゃ木に登る作戦ですね、だんな🦘
まわりの君主制国家から干渉を受けるが、フランスの国民軍はこれを撃退。
フフフ(๑˃̵ᴗ˂̵)
見事である🐰
国民という考え方の浸透が国防を強化、国家の動員力を高める効果を生んだ。
単にそれが動員力を強めるだけではなくて、自由と平等という理念があって、仲間意識のもとになっているのもネイション(国民・国家)です。
だからまあ国家から見れば動員のロジックになるわけですけれども、
社会から見れば連帯のロジック、
ミィから見れば国家のトリック、連帯のマジック🤹🏻
近代社会にとってネイション、国民であることは欠くことができないもの。
移民に厳しい社会である🦒
近代化する意志と能力を持つ集団だけがネイションなんですね。
遊牧民にとっては生きづらい世界である🐫
とすると、ネイションである俺たちと、何であれネイションでないあいつらとの間には差があるというような世界認識がヨーロッパの様々なネイションの間にはあった。
宮城のネイションにもあった🦏
内向きには自由主義的で民主主義的な国家だけれども、外に対しては帝国主義的に振る舞う。
なぜなら彼らはちゃんとしたネイションじゃないから。
そういうダブルスタンダードですよねっていうことを帰結する原因にもなった概念でもあります。
矛盾してるけど大目に見てねっていう概念(ᵔᴥᵔ)
邪悪だけど仕方がないよ。
オレたちも食っていかなきゃいけないからっていう帰結🤗
それまでの帝国っていうのはゆるゆる支配でして。
多元的な人たちを共存させる帝国は、国民として一つにまとまることが難しい。
多様性は認めない🌻
ヨーロッパ式の似非近代化、似非ネイションを作れない国々は国民国家とやらを実現した国々から植民地化されても仕方がない🌹
なぜなら彼らはちゃんとした似非ネイションじゃないから☘️
慈しみ深き 友なるイエスは
罪、咎、憂いを消し去りません~♪( ´θ`)