日々想う事を綴り心を解放

心の中にある想いや思う事

そして子供達の事をぼちぼちと^^

気の向くままに・想うままに

入院前の診察~~手術前日迄

2013-05-06 | 悪性腫瘍宣告から検査終了まで
前回のMRI迄の一通りの検査が終わった

次の日診察でした。


CTは異常なし

この日から6日後に入院

この日から10日後に手術と決定しました。


6日後の入院の日

・体重測定 47、2キロ

・血液1本採取

・手術をしない左胸のMRI検査

*母ちゃんの主治医を始め他に3人のドクターで

 チームを組むらしい

 へ~~ぇ頼もしいねぇ^^


次の日

・検尿

・採血4本

・術後のリハビリ・麻酔等の説明



当日の手術の説明を受ける

・右乳房の全摘出手術

・脇のリンパ節への対応

 (センチネルリンパ節)・・ガン付近のリンパの中で
  
  最初に転移をきたすリンパの事で
  
  ここに青い液体を入れ、転移がなければ

  他のリンパへの転移がないと判断し

  それ以上郭清(取らない)しない。

・手術時間

  2時間~2時間半

・その他の説明

  骨等他への転移はなし

  抗がん剤は手術後の検査で決定

  (退院後、数日入院してするかも)との事

  術後は肘から肩の筋肉がむくも事もある


手術前日

・朝より尿を溜める(術前・術後の量を測定するため)

・昼食で食事は終了(24時迄飲水だけ可) 

・21時前安定剤服用



いよいよその日がくるよ

ここ迄きたら

不安と言うより早く無事に終わりたい!!

それしか考えていなかった




残りの検査

2013-05-03 | 悪性腫瘍宣告から検査終了まで
前回の衝撃的な宣告から

1週間後の事


CT検査をする。

腕に液を注入するために入り口を確保すべく

注射器の先を腕に差し込む。

そして検査室へ


液を入れる前の状態

液を入れてからの状態をそれぞれ撮影


これは転移がないかどうかを調べるものである。

よく医療系のドラマで見た事はないだろうか??

体が輪切りになった

同じような写真達を

それがCT検査である。




そしてさらに1週間後

MRI検査をする。


転移や乳がんの広がり等を調べるのだ。

ヘッドホンをしてカンカンととんでもない音がする。


これでまず一通りの検査が終わるのだ。


もうここまでくれば

まな板の上の鯉状態で

少しは冷静さを取り戻している状態ですね^^

母ちゃんの主治医との対面

2013-04-27 | 悪性腫瘍宣告から検査終了まで
前回のアイソトープ・心電図

胸部X線検査より3日後

母ちゃんは初めて主治医と対面する。


まずは超音波をする。


ドクターとは

意図も簡単に言ってのける

そうじゃないとやってられないのだろう。


言葉とは時に残酷

時に無に感じる。


主治医は話し始めた。

前々回の血液検査も

今の超音波も反応あるから


そして

最終宣告が言い放たれた。



しこりじゃなく散ばってるから

全部取るから



え?????

全部取る?????

母ちゃんのおっぱい

なくなっちゃうの???

(めっちゃ小さいけど・・でも一応あるよ)



母ちゃんは膝が震えるのを必死に抑えていた。



しこりじゃなく散ばっている・・とは???

石灰化と言うものらしい。



石灰化とは・・


細胞が壊死したところにカルシウムの成分が溜まったもの。

良性疾患によるものと乳がんによるものがある。

1mm.以上の大きさのものは良性の疾患に伴うものがほとんどである。

悪性か良性かは画像診断によって判断される



これは他のサイトから抜粋したものだが



母ちゃんの場合

範囲が広いそうだ。

なので右乳房の全摘出手術をする事になるのだ。


石灰化の場合

しこりと違って触っても分かりにくいらしい。

現に母ちゃんが分かったのは一つのしこりだけ

マンモグラフィーの画像を見た時

星の砂のようにキラキラしているものが・・

自分の感覚と全く違うものだったもの




そして通常なら入院迄は1ヶ月待つのだが

今なら手術が空いているので

これから2週間ちょっとの間に入院出来るからとの事。



こんな一言を言われ一番先に考えた事

こども達が夏休みになってからだったら

良かったのに・・


こんな事が一番先に過ぎった母ちゃん

みんなに迷惑掛けるな~ぁ



しかし

こう言われた以上

まな板の上のこいだからな~ぁ

腹をくくらなければと切り替える事にした。


告知から1週間後・・検査①

2013-04-20 | 悪性腫瘍宣告から検査終了まで
いきなりの告知から1週間後

大きな検査をする事になった。


まずアイソトープ検査

これは骨シンチと言うらしい。

全身の骨の転移を調べる為

注射をし、その液を体中に巡らせる為

検査まで1時間程かかるので


その間に

胸部エックス線

心電図

肺活量の検査をした。



そこで困ったのが

肺活量の検査


ただ息を吐けばいいのだが

母ちゃんは極端に肺活量が少ない。

数字は不明だが


解りやすく言えば

風船を膨らませるだけで

めまいがする(ーー;)


看護士さんに言われた。

もっと息吐けるでしょ・・


これでも精一杯吐いてます




あ~~ぁ

こんな所で苦労するとはなぁ



そんなこんな検査を終え

いざ

アイソトープ検査へ



これがまた嫌で・・

何がって!!


検査室が地下にあり

薄暗いほとんど人が歩いていない場所



しかも他の検査室とは

違う方向へ



ただでさえ不安なのに

注射で液体を体中巡らされ

骨の転移って



不安ばかりが増強するのであった。


しかし悪い事ばかりではなかった。




最初に乳首の凹みの事を相談した

友人が

検査の間の話相手にと

約4時間もの間付き合ってくれたのだ



私は迷惑だから断ったが

あんたの一大事だからと・・


が出る程嬉しかった。

その間だけでも心が和んだのだ。


友ってありがたいものだとから思ったよ


検査からいきなりの告知(T_T)/~~~

2013-04-16 | 悪性腫瘍宣告から検査終了まで
前回の血が出た・・から一夜明け

母にこの旨を報告した。

早く病院行きなさい。

直ぐ様近くの産婦人科へ(ここ重要


まだ診察前で看護士がどうしましたか??

こうこうこうで・・・


それはここでは診察出来ませんので

大きな病院に行かれたほうがいいと思います。



そこからさらに10分程で着く病院に行き

受付で初診の手続きを取る。


そこで初めて外科に行くように言われる。

外科???

無知な私にはチンプンカンプンだった。




診察室に入りドクターに色々告げる。

それでは出血の確認をしたいので

出してくれるかな??


何とか絞ろうとしたが、全く出なかった。


そこで針による細胞疹をされ

その後

左右のマンモグラフィー・胸部レントゲン

血液検査・尿検査が行われた。



そして診察室へ呼ばれドクターが

マンモグラフィーの画像を左右並べてセット


私はその2枚を見て愕然とする。

どんなど素人でも理解出来る程

左右の画像は違っていた。



母ちゃんの心の声

???何だろ???

この右の胸の星の砂のように散らばっているのは???


???私が触った時は

真珠程の大きさのしこりがあったはずなのに


訳が分からずにいたらドクターが口を開いた。



私は乳がん専門ではないけれど

これはガンだから。


え?????いきなりの告知???



しかもその後に一言

それにしても珍しいな~ぁ


え?????

何が珍しいの???

そんなに悪いの???

え?????

一体何???



それ以上は詳しい検査をして

専門の先生に診て貰う様にと言われた。



ここで私はあまりのショックに涙が出なかった。


ドラマの見過ぎ??


通常こんな大きな病気を宣告され

テレビでなき崩れる人を画面で見たいたが

いざ自分自身がこうなったら

涙の一滴も出ず意外にも冷静だった。

ここ迄はねっWWwww



診察後血液検査を受けて帰るようにとドクター

そして看護士がファイルを渡しに来る。


顔色悪いですけど大丈夫ですか??

はい。大丈夫です。


そのまま私は受け付けに行き

会計を済まそうとする。



すると

血液検査が終わってないようですが??


・・既に心はここになかったようだ。


気を取り直し血液検査を受け帰路に着く。

母に直ぐ報告した。



そして帰宅し

妹や心配していたスポーツクラブの友達だけに

電話をした。



そこで初めて我に返ったのかもしれない。

電話で報告しながら

震える声で足までもがガクガクしていた。



それから頭に何度も何度も過ぎる様になった言葉

ガン・ガン・ガン


輪唱の様に響き渡り

3日程眠れなった。




しかし私はここで自分に負けないように

今後、何かの告知

(例えば、余命が宣告される事があろうとも

どんな結果が出ようとも

一人で事実と向き合い

ドクターが先に家族と結果を聞きにくるように!と

言ったとしても

まずは一人で全てを聞き

それから家族に報告しようと決心した。)



これは7年経った今でも変わらない。

私の病気と向き合う姿勢である。



次は大きな検査です。

どんどん緊張するよ・・
















あれから7年前の事をボチボチ語ろうか^^

2013-04-14 | 悪性腫瘍宣告から検査終了まで

      まず最初に



これから7年前から今に至るまでの乳がんに関係する

自分の過程をボチボチ公開していきます。


その時の検査内容や

その時の自分の気持ちや葛藤

様々な心の内を過去を振り返り語ります。



決して人事ではない様々な病気

同じ病気でも症状や治療法は様々です。


現在、同じ病気で苦しんでおられる方々や

そうでない方が読んでくれていると思いますが



乳がんは誰にでも起こりうる病気である事

元気だから大丈夫!!・・と過信せず

読んで頂ければと思います。






私は去る7年前に乳がんを患う

いつからだったろう??

何か触っててゴリっと感じるものがあった。

しかし元気だから!!と異変を感じながらも

大丈夫そんな事はない!!と信じて疑わなかった。


ある日私は友達とスポーツクラブにいた。

気持ちのいい汗を流し、シャワーを浴びようと

下着を取ったときの事


あれ??

右側の乳首が凹んでいる


その時は安易に

はずして時間が経てば凹みは元に戻るからと思っていた。



それからどれ位たっただろう??

2ヶ月位かな??


家庭にある医学書を手に取りちょっと見てみた。

それには

遺伝的なものや生活習慣や子供を産んでない方・・等

私に当てはまる箇所と言えば

母方の親戚に乳がんを患った人が1人いるだけだった。



しかし一箇所に目が止まった。

乳首を押して出てくる液体に血が混じっていたら

乳がんの疑いありだった。


私は直ぐ様実行した。

若干だが赤いものが出たのだ。