アイドルポップのレヴュー書いてる方が楽しくなっちゃってる現状も、どうなんだ?と思うのですが(笑)
とりあえず、自分が買ったモノで書きたくなったら書く、というスタンスは崩さずに細々とやっていきたいなと
今回は、クオリティの高いサウンドメイクに定評のある、こちらのバンド。
UNCHAIN
『SUNDOGS』
2011/6/29リリース
Cloud Cuckoo Land
YZSM-20001
4年間所属したエイベックスを離れ、自らレーベルを立ち上げインディーに回帰したアンチェイン。
ロックを軸にしながら、ソウルやジャズの要素を上手く取り入れたギターミクスチャーロックを聴かせてくれます。
エイベックス所属前のインディー時代の音から聴いてますが、今回のアルバムでまずビックリしたのは全曲が日本語詞で構成されていること。
メジャーに行った時に、日本語詞の曲を出し始め、賛否両論を呼んだものですが、今回のベクトルはどう受け止められるのかなぁ・・・・・・
個人的には、日本語詞にシフトすることを支持します。
ただ、それが楽曲のアレンジなどに制約を強いるコトにならなければ、と思うのも確か。
今作に関しては、今までの彼らよりも開けた印象があります。
曲調の多様性や、歌唱法、アレンジのディテール・・・・色んな要素が新しいアンチェインを提示しようとしているのを感じます。
ただ、前作くらいから思ってたコトなんですが、ちょっとメロディのフックが弱くなってるかなと(苦笑)
谷川氏のヴォーカルは、好き嫌いがあると思いますがクセ声に円熟味が加わってイイ感じになってるし、演奏もエッジが立っててカッコよさが増してる。
コレで、中毒性の高いキャッチーなメロディが乗れば鬼に金棒(笑)
アルバムラストを飾る「少女ジレンマ」が好きです。こーいう曲がもっと増えればイイなぁ。
これからの彼らに、更なる期待を込めて。
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YouTube: UNCHAIN / 太陽とイーリス (新曲)