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ポンペイ展 ( 福岡市博物館 )

2010-03-03 | 写真

福岡市博物館で開催中の「ポンペイ展」がもうすぐ終わる事を思い出しました。


西暦79年、ヴェスヴィオ山の大噴火によって埋没したポンペイ

古代ローマ帝国最盛期の人々の暮らしをそっくりそのまま閉じこめた巨大なタイムカプセル、
世界遺産の「奇跡の街」と聞き、行ってみたいと思っていたので・・



急いで出かけた会場で見たものは
ポンペイ郊外の別荘から出土した大理石の浴槽と追い炊きまで可能な驚くべき給湯システム、

豪華な銀食器のセット、家を美しく飾った壁画の数々。贅沢な家具。祈りを捧げた神々の彫像。

豪華なアクセサリーを身につけた貴婦人。彼女達を虜にした剣闘士のヘルメットと剣。家族が憩う中庭・・・。


キャッチフレーズのとおり「 運命の”あの日”を迎えるまで、ここは”地上の楽園”だった。 」


大噴火によって、逃げ遅れた人々は、吹きつけた高熱のガスで窒息死し、

神殿・劇場・浴場・商店・住居などとともに火山灰の中に埋もれてしまいました

その後18世紀に発掘が開始されると、古代都市の様子が

まるで時が止まったかのように出現したのだそうです。

その一端をフレスコ画にも見ました。

フレスコ画は砂と石灰を混ぜて作ったモルタルに、水だけで溶いた顔料で絵を描く方法。

石灰がつくる結晶のなかに顔料の一粒一粒が閉じ込められるため、

色が大変美しく、耐久性は抜群で非常に長期間(数千年)保たれるそうです。

そのフレスコ画が沢山出土しているポンペイ遺跡。


はるか2000年も昔とは思えないほど高度に発達した古代ローマ文明を知ったのは衝撃的でした。


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< ■福岡市博物館。 福岡タワーの近く、百道浜の広々と気持ちのよい場所に建っています<1/12
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
deruhiさんへ (ジジイ)
2010-03-03 09:51:15
 博物館へ行ってみようと思いながら、福寿草に気を取られ、ポンペイ展を忘れていました。
7日までのようですから、それまでには行くつもりです。
写真の纏めは流石ですね!!私は、この写真の纏め方を忘れてしまいました。
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是非みたいです。 (Marie)
2010-03-03 14:07:30
見ごたえのあるブログです。
福岡博物館へ行ったような気分にさせていただきました。先日、日本橋三越でアンコールワット展を見ましたが、この種の展覧会ではいろいろな理由で埋まっていたために当時の至宝、生活など貴重な遺跡を見ることが出来るのですね。是非見たいと思い、関東エリアでの同展覧会を探しましたら、幸いにも3月20日より横浜美術館で開催されます。期間も長いようですのでぜひ行きたいと思います。
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ジジイさんへ (deruhi)
2010-03-03 22:29:25
つい写真の枚数が多くなってしまった時は、スペースが少なくてすむ手動のスライドショー方式が私は好きです。しかしHTMLのソースの変更が必要なので間違わないようにと緊張するのは、まるで数学の練習問題を解くみたい。
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Marieさんへ (deruhi)
2010-03-03 23:18:19
久しぶりに見ごたえのある展示会でした。いつもイヤホンを付けて見て回るのですが、見終わった後も去りがたくもう一度回りました。
以前イタリア旅行した時見学した美術館では15世紀以降の品が多かったのに、ポンペイではあの時代すでに技術的に匹敵するようなレベルだったとは。
2000年も前にこんな進んだ文明があったとは信じらません。
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進んでいたのですね。 ()
2010-03-04 11:27:55
deruhiさん、スライドショー懐かしく拝見しました。3年前にイタリア旅行して、ポンペイの遺跡を驚きと、文化の進み方が、日本と比べ物にならないなあ~~~と感激したものです。ベスビオ火山が噴火する以前から、ライフラインが完備されていた事に、本当に感心しましたよ。それにしてもderuhiさんの、文章はたのしいね。今後も楽しみにしています。
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林さんへ (deruhi)
2010-03-04 20:13:09
西暦79年に埋没したポンペイの遺跡は古代ローマ帝国の文化をそっくり後世に公開してくれましたが、そのころ日本は倭奴国王、中国は後漢王朝の時代。文化のレベルが違いすぎますネ。
そして古代ローマのレベルになるのに日本は何百年かかったのでしょう。頭の中が混乱中です。
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なつかしい・・・・ (千葉のルイ16世)
2010-03-07 15:12:57
親父が、官吏職であった関係上、百道の警察官舎に3年間ほど住み百道小学校へ裸足で通っていました。前にブログにも書いたように当時はテレビ西日本や福岡タワーやJALリゾートや
シーホークホテル福岡なる建物やヨカトピアとか無く、一帯が静かな松林であり、海辺では、波打ち際の波の音と海の心地よい風が吹いていましたね。地形と種々の施設が変わり、昔の面影が僅かに残っているようにしか見受けられません。室見川で親父と大願寺?と云う青い綺麗な魚を掴まえました。大きなサヨリのような魚でした。
 そのエリヤに博物館があるようですね。deruhiさんは写真のアングルも良いし、報道の手段もプロ並みですね。参考になります。只今千葉のルイ16世も習得中です。歳を意識します。
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千葉のルイ16世さんへ (deruhi)
2010-03-08 14:58:13
昔は百道の浜は海水浴場とか潮干狩りの場所でしたが全部埋め立てられ、百道浜という広々とした埋立地が出来ました。
緑に溢れ、一戸建て住宅や豪華マンション、オフィスビル、バスセンター、博物館、図書館、小学校などが建ちすっかり変貌しています。
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