あした天気になぁれ!!               

  
心の中に残った事を書いてます。   
今はGIMPの画像処理も面白い  

GIMP作品・ うちわ作り

2011-10-10 | 画像処理

<<  MY作品  百道浜花火大会を夢見て >>

8月もおわりに近づいたころ、「うちわ」を作りを習い
私は うちわ=夏=花火 ということで花火を選びました。

実は今住んでいるマンションに引っ越す頃まで
百道浜では毎年大規模な花火大会が行われていました。
「福日百道納涼花火大会」という名前だったと思います。
友人達は私に「花火大会の日は是非呼んでね」と言い、
私は「一緒に見ようね。ビールでも用意して」と返事してその日を待っていました。
ところがその年から百道浜の花火は廃止されてしまったのです。

「百道浜花火大会の夢」をわたしは「百道浜の夢」と「うちわ」に書き込みました。







石橋美術館

2011-10-08 | 画像処理

若かったころ父が 「会社へ若い画学生が絵を売りに来よった。
苦学生みたいだし、安かったしパリで勉強するためというから一枚買うた。」
と安物の灰色の額に入ったペラペラの感じの水彩画を持ち帰ってきました。

絵の善し悪しは判らなかったけどその頃の絵にしては色数少なくおしゃれな感じがしたのは覚えています。
「パリ」という言葉に惹かれ、私はその絵をもらって部屋の隅にかけていました。

なんとなく私好みの絵・・という印象で何十年も毎日眺めていたその絵には
nomiyama 1953 というサインだけ。

ところが1カ月ほど前にテレビが「久留米の石橋美術館でノミヤマ・・展」と宣伝して
もしや・・と見にいったら、立派な大きな油絵がたくさん展示されていました。
その人は今93歳で今回が多分最後の展覧会になるだろうとのこと。

出征した頃の暗い色合い、戦後の殺伐とした画像、
だんだんグレーを基調に黒白そして赤色が加わるようになり
だんだん抽象的な独自の画風に変わって行く・・

なんとなく一人の画家の最初と最後に付き合った感じで
苦悩を秘めた人生の深さを感じた一日でした。


(題名 待ちぼうけ)


(題名 かけがいのない愛)