アマゾンプライムビデオで、台湾のアニメーション映画「幸福路のチー」(2017年)というのを見つけて鑑賞した。
台湾で生まれ育ってアメリカに移住した女の人の半生を描いたものである。民主化前後の台湾の様子を一庶民の視点から見せてくれて、我々には現代史の勉強にもなる。
見はじめてすぐ思い出すのは、フランスのアニメーション映画「ペルセポリス」(2007年)。こちらは、イランで生まれ育ちフランスで暮らす女の人の自伝にもとづく。この作品を、「幸福路」の制作者たちは意識していただろう。主人公のおばあちゃんが重要な役割を果たすところなども似ている。ただ、引き合いに出すのがはばかられるほど、両作品の出来栄えには差がある。私は「幸福路」を見て、「ペルセポリス」がいかによくできていたかを再認識した。
ついでながら、「ペルセポリス」の主演はキアラ・マストロヤンニ。なんと、マルチェロ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドヌーヴの娘だという。この二人が夫婦だったなんて知らんかったわ。そのキアラが演じる主人公が歌う場面があるのだが、この歌がとんでもなく下手である。なのに、しっかりフルコーラス歌っているのは何ごとだろうか。監督は平気だったのか。母親のカトリーヌ・ドヌーヴも出演していたから、なんかやめさせられなかったのか?
台湾で生まれ育ってアメリカに移住した女の人の半生を描いたものである。民主化前後の台湾の様子を一庶民の視点から見せてくれて、我々には現代史の勉強にもなる。
見はじめてすぐ思い出すのは、フランスのアニメーション映画「ペルセポリス」(2007年)。こちらは、イランで生まれ育ちフランスで暮らす女の人の自伝にもとづく。この作品を、「幸福路」の制作者たちは意識していただろう。主人公のおばあちゃんが重要な役割を果たすところなども似ている。ただ、引き合いに出すのがはばかられるほど、両作品の出来栄えには差がある。私は「幸福路」を見て、「ペルセポリス」がいかによくできていたかを再認識した。
ついでながら、「ペルセポリス」の主演はキアラ・マストロヤンニ。なんと、マルチェロ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドヌーヴの娘だという。この二人が夫婦だったなんて知らんかったわ。そのキアラが演じる主人公が歌う場面があるのだが、この歌がとんでもなく下手である。なのに、しっかりフルコーラス歌っているのは何ごとだろうか。監督は平気だったのか。母親のカトリーヌ・ドヌーヴも出演していたから、なんかやめさせられなかったのか?
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