本日追加で書きたいと思います。
フレームがレイノルズせいのパイプであることはすでに書いてましたが、シングルスピードにはエンドをトラックエンドにしたり、アジャスタブルエンドにしたりせずにBBを偏芯タイプにして可変できるようにしてあります。

で、エンドにはきちんとディレーラーハンガーが備わっています。
シングルに飽きたらディレーラーをつけて多段化するのも簡単です。
エンドのみラグタイプになっているのがお洒落です。
エキセントリックBB部のアップ。
このバイク、29erとしてはBB高めです。どこのブランドも26インチのときと同じ高さにBBを置いてますが、これは29になった分上げている感じです。
まだ乗ってみてませんが、意外と軽快に曲がりそうです。

ディスク側のエンドにはちゃんと補強が入っているのでクラックが入ることも無いでしょう。

ハンドルを下げる為にヘッドパイプを短くする愚を犯さなかったのはさすがだと思います。
その分インテグラルヘッドにしてスタックハイトを低くして対応して、リジッドフォーク専用にすることでフォークも短くしてハンドル高を非常に低くしています。
完成車ではハイトの高いヘッドカバーとスペーサーでハンドル高を上げてありますが、低くしたければ驚くほど低く出来ます。
BBがいたずらに低くないので、シートの高さも高くなり、相対的に見てハンドルはもっと低くなります。
このバイクならば身長の低いライダーが乗っても、ハンドルが低く出来ない悩みが発生しないでしょう。日本発だから出来た、身長の低い人向けクロモリ29erフレームの手本のようなバイクです。