仙台のMTBショップDimensionの日記

田束山ツーリング

昨日お話ししていたとおり、田束山ツーリングのもようを書きたいと思います。

まずなんで月曜日に行われたかですが、伊里前小学校が土曜日に運動会だったらしく、その振り替え休日が月曜日だったのです。
土曜や日曜であれば皆さんをお誘いすることもできましたが、月曜だったので一人で行きました。
事前に知らされたコースがとにかく過酷で、とてもほとんど未経験の小学生にこなせるものではないと感じ、途中リタイア前提で考えていました。
なんせ、総走行距離20km以上、標高差軽く500mという行程ですうちのお客さんでも皆音をあげそうです。
wanpakudreamから見たレポートはそちらを見て頂くことにして、私は主観で書きたいと思います。

歌津の子供たちと接して感じるのはみんな大人を敬っているということです。こっちの大人をなめたガキ共とは大違いですよ。それに素直なので私が言ったことをちゃんときいてくれます。だから教えるのがとても楽でした。
これは手助けしたくなりますね。
大人の方々も熱意に溢れていて、都会の人間が失ったものをみんなまだ持っていらっしゃいます。
だから一緒にいる間ずっと気分良くいられるんです。

リアス式の地形は海と山が密接に結びついているので資源に恵まれています。
我々のようなアウトドア野郎にはパラダイスです。
今回のコースは登りはすべて舗装路で、下りはシングルトラックとジープロードでした。
登りは険しかったですがみんな弱音をはかずに登りきりました。それも私の予想より遥かに速いペースでした。
下りも元気いっぱい、ゴールまで勢いは衰えませんでした。

山頂からは津波に全て奪われ、今も満潮時には陸地に海水が流れ込んでいる様子が見えましたが、それでも自然の美しさは失われておりません。
やはり、試練はそれを乗り越え成長するに相応しい人々に与えられるのかもしれません。
歌津の素晴らしい人々と自然を見ていて思いましした。
そんな人々の手助けができることは素晴らしい経験です。


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