仙台のMTBショップDimensionの日記

ここまでやったからこそ分かることがありました。

日本メーカーのE-BIKEとしてシマノのSTEPSが導入されてすぐに発売されたミヤタ リッジランナー もすでに一年以上乗りました。
初めは遠慮して大幅な改造はしませんでしたが、今年に入ってサスペンションフォークを換え、フロントブレーキも強化しました。
特にサスペンションの変更は非常に大きな違いをもたらしました。
今までは路面に沿うようにフロントタイヤが動かなかったところを、ペッタリと張り付くようにフロントタイヤが動きます。フロントタイヤの追従性は比べ物にならないほど良くなりました。

しかし、ここまでやったことでどうにもならない部分が返って浮き彫りにもなりました。
それは致命的にリアの軸重が重いということです。
電動アシストの自転車のバイクはフレームにアシストユニットとバッテリーが搭載されます。
フロントタイヤはサスペンションによって連結されているので、バイクの動きと前輪は切り離されています。バラバラに動くことができるということですね。
対してリアタイヤはリジッドに取り付けられていますので、フレームの動きは全てそのままリアタイヤに伝わります。逆も然りでリアタイヤが跳ね上げられてりするとフレームも一緒に跳ね上げられます。

つまりフロントは地面にべったりと張り付くのに、リアははね上げられまくり、それも半端じゃなく重たいので腰をピボットにリアの跳ね上げをフロントサスペンションに吸収させることがやりきれずお釣りがきます。
フロントが良くなれば良くなるほど、リアの跳ね上げとのちぐはぐ感が増してしまうので、これはもうリアサス付きのE-BIKEしかダメなんですよ。山を快適に飛ばしたければ。
と、いうことで、リッジランナー にフルサスバージョンが出ましたので、折を見て乗り換えたいところです。
これから買うんなら絶対リアサスですよ。
これはもう間違いない事実です。ハードテールはクロスバイク的な使用までですね。せいぜいグラベルロード的な仕様が限界なんじゃないかと思います。
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