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レイノルズは番号が進むごとにどんどんバネレートが高まる感じになって行きます。
だから、必ずしも853が良いとは言えないと思います。マッタリツーリングバイクに853では、性格的に難ありでしょうね。
で、EL MARIACHIのSANKO KUNG HU(カンフー)チュービングもやっぱりしなりがあからさまに分かるほどはしならないですね。
でも、クロモリの場合は絶対にしなやかさは失いません。
例えBMXであろうとやっぱりバネのような感じは分かりますし、ジャンプの着地ではしなって吸収してくれるのも分かります。
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クロモリでオフロードを走ると、驚くほど路面からのインフォメーションが優しくなります。
ガスっとした鋭い乾いた感じのショックがくることはありません。
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そういうわけで、土と対話したいならクロモリがやっぱり良いんですよ。
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フレームのしなりのリズムを身体が覚えさえすれば、バイクと調和をとったライディングのリズムが出来、非常に濃い一体感が味わえます。
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SALSAが掲げるアドベンチャーにはやっぱり欠かせない材料ですね。
実際に、アルミのフレームはファットバイクとリアサスしか作ってません。
アドベンチャーに使うリジッドにはクロモリが最適であると思っているのでしょう。
軽くなきゃ嫌だという人のためにチタンも用意しているんでしょうね。