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昨日の続きです。
ファットバイクは雪山のために残しますが、普段はファットバイクの性能は過剰なので、適度なスリルを味わえ、ロードバイクのように舗装の長距離を快適に移動でき、かつ、見つけてしまった山道に躊躇なく突っ込んでいけるバイクが必要です。
そしてそれはMTBの軽いやつよりこのFARGOの方がより理想的です。
まず、履くことができるホイールの選択肢が膨大です。最大で29×3.0まで飲み込むクリアランスを持っているのですが、リアセンターを可変できるため、直系の小さなホイールを履かせた場合はリアセンターを短くすることでバランスを取ることが可能です。
リアエンドも135、141、142、148mmといかようにもすることができます。こんなバイクSALSAだけです。
さらに独特なポジションとなっていますが、これは下を握りっぱなしで乗るためです。
ブラケットは休む時に握るくらいで、オフロードでは基本亭に下を握って走ります。
ハの字に広がっているバーなので、モーターサイクルのセパハンに近いポジションで非常にコントロールしやすく、フロントアクスルに荷重を自由自在にかけることができます。そのため、コーナーリングの感覚に関しては、フラットハンドルのMTBより素晴らしいものがあります。普通のロードとは全く比較できないレベルで素晴らしいコントロール性を持ちます。
実際に山では、MTBと全く同じ走りが可能です。縦溝を斜めにバニーホップして飛び越え、コーナーでタイヤの限界を超え両輪がスライドしても安定して走ることができます。
なので、もし一台だけバイクを残すとしたらFARGOを残します。
FARGOも現在購入可能な2017年モデルからフレームが最新型になっています。
コブラ会チューブセットを使用したブースト対応フレームで、非常に高い安定感があります。
さらにヘッドアングルが寝かされ、リアセンターを短くしたので、ドロップバーのバイクでありながらフォワードジオメトリーなのです。ハンドリングはMUKLUKのそれと同じで、尋常ではない一体感を感じる、自由度の高いものです。
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2017モデル
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2018モデル共にほぼ同様の構成です。好きなカラーで選んで良いと思います。
クロモリフォークは非常に柔軟なので、カーボンフォークよりオフロードで快適性が高いです。
舗装だとしっかり感のあるカーボンフォークの方がダンシングした時など力が推進力に変わりやすいので有利に感じますが、最終的にはどっちでもいいと思います。サスペンションではない時点で吸収力はたかが知れていますからね。
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2019モデルのみだいぶ違います。
フレームは同じですが、フォークがブーストエンドのカーボンフォークになりました。
そしてコンポーネントがとうとうシマノになりました。
安定感は前後ブーストの最新型に分がありそうです。
当然古い年式ほど値引率が大きくなってきますので、グリーンを気に入っていただければ一番お得かなと思います。
私のは2016年式ですから、もっと古いのですよね。
最新型と乗り比べてもなんら劣ることはないと思っているので、このまま乗っています。
チタンだけは心惹かれますが。