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ドイツのブランドですが、このバイクは日本国内で企画しました。
Corratecの輸入代理店であるグローブライド の兼岡さんが中心になり、全国のE-BIKEの経験者だったりトレイルライダーから意見を聞いて煮詰めていく過程で私も意見を出しました。
みんな同じ方向を見ていたと思われ、私のところに来た段階でもう完成の域に達していたので、ちょっとしたことしか貢献できなかったと思いますが、出来上がったバイクは文句なしの操縦性を持っていますよ。
ヘッド角を66度まで寝かせ、リアセンターはできる限り短く、トップチューブもSサイズで600mm近い数値にしています。
これってまさに最新のハードテールバイクの数値です。
あのフォワードジオメトリーのハンドリングをeMTBでも味わえます。
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もう一つの特徴は、このバイクはBoschの最新かつ最強のパワーユニットを搭載しているということです。
さらにダウンチューブ内にバッテリーを搭載するインチューブ方式にしています。
このインチューブという方式、バッテリーが只中に入っているのではなく、ある程度剛性部材としても機能するようにめちゃくちゃガッチリ結合しているんですよ。
大きな開口部のあるダウンチューブでも剛性がバッチリなのは結合がかなりしっかりしているからです。
そして、バッテリーが長いため、ダウンチューブの後半ではなく全体に入っています。
つまりシマノ のバッテリーよりも重心が前側にきます。
けつが重くないので、操縦性がとてもよく感じられます。カッティーの滑り方も好ましいです。
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このバイク、フレームとパワーユニット部に金がかかりすぎて他の部品が入門用みたいになっているので、購入後、好みに応じてアップグレードしてください。
私だったらフォークは赤いリリック、コンポーネントはSRAM AXSにしますね。
リアハブはなんでも使えますし、シマノ じゃないのでSRAM電動が使えるのもでかいです。
シマノ は日本でだけDi2とSTEPSの統合ができないクソ仕様なんですよ。
Boschはオートモードも手に入れ、ユニットも小さくなり、非常にはやく強いレスポンスによってシマノ に差をつけましたね。
現在、日本で買える最強のハードテールeMTBだと思いますよ。
おかげさまで、もう売り切れ寸前になりました。