シマノは10速では最大36Tまでしか動作しない設計ですから、それを無理やり42Tまで大きくして無理やり何とかして変速させていると言うのが本当のところです。

で、そんなリアディレーラーにかかっている無理をかなり解消してくれるのがこれ、WolftoothのGoatlinkです。3180円とパーツ一つにしては高いですが、その効能を知れば思い切り安いのだと言うことが分かります。

このようにリアディレーラーのブラケットをこれに入れ替えるだけの簡単作業で、スプロケットとリアディレーラーの位置関係を理想的な位置にかなり修正してくれます。
もちろん究極的な位置関係はSRAMのような感じなので、これだけでは完璧ではないのです(ガイドプーリーの位置を修正するパーツがゆくゆく出るはずです)が、これで42Tでのディレーラーの位置は適正化されます。
そういう訳で、今ワイドレンジリアスプロケットをご使用中の方で、その変速性能にご不満の方は是非お試しください。ロー側の変速は劇的に改善します。