そのうちの大きなものとしては、シマノのコンポはロードとMTBの間の互換性は全然無いということです。
その為にSALSA FARGOのようなMTBにドロップバーが付いたようなバイクでは、どうしてもSRAMコンポを使用するしかありませんでした。
そのうち私も使用していたロードのRDで40Tまで使えるようにする延長マウントやMTBのRDが使えるシフトレバーが発売されましたが、それなりに捨てなくてはならないものもあり本当に欲しいのはこれじゃないと思っていました。
そこで登場したのがWOLFTOOTH TANPANです。
これはワイヤーの入力側と出力側のレバー比を変えて、ロードのシフトレバーの巻き取り量を出力するときにはMTBのワイヤーの巻き取り量に変えてしまおうと言うパーツです。
なかなかコンパクトに、無駄なく作ることが難しいパーツなのに、WOLFTOOTHは上手いことリアディレーラーのうえにちょこんと付ける程度ですむ大きさにまとめてくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/03/83eeadfb479f37202ead095095e932ba.jpg)
それがこれです。価格はなんと5850円、これだけのつくりでこの値段はWOLFTOOTHでは考えられません。
使用方法は上の写真のようにワイヤーを入力側プーリーに巻きつけ、出力側の大きいプーリーに穴を通して巻き換えるようにして使います。
ちょうど上写真のプーリー下側の部分でワイヤーがすっと切り替わっています。
そしてこの状態でリアディレーラーのワイヤー取り付け部分に取り付けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/34/81b4a0174070eae288b4393c64cb1c2d.jpg)
こんな感じです。
珍しく、動作が分かる動画を撮りました。
このパーツ、最も危惧されるのは動作の確実さです。
純正のような性能が出ていれば良いですけど、大抵このてのパーツは性能低下が起きますよね。
しかし、今回はまるで純正のような変速性能が確認できました。
これは凄いことですよ。
モンスタークロスやBEACHRACER、FARGOでシマノコンポの人はすぐに購入することをお薦めいたします。