きみの靴の中の砂

枇杷

 

 

 濡れ縁に座り、南天の白い花の一群を眺めながら、房洲からの到来物 ―― 冷水に浸し置いた枇杷の実を口に運べば、弥が上にも夏に身を置く今日この頃の自分の存在が嬉しくなる。

 午後には雷注意報が出てたっけ。

 あと一旬日ほどで、陽は早くも夏至点に至るという。

 

 

<a href="https://blogmura.com/profiles/11138716?p_cid=11138716"><img src="https://blogparts.blogmura.com/parts_image/user/pv11138716.gif" alt="PVアクセスランキング にほんブログ村" /></a>

最新の画像もっと見る

最近の「『ノート(Cahiers)』或いは、稿本『北回帰線の南』から」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事