代官山。
午後八時になると扉の鍵が静かに開く Bar “Ca va?(Cにはアクサンテギュが付く)” ----- ケイコさんという女性がひとりで営む。
音楽もなく、ただひたすらウィスキーを味わう場所。
『サヴァ?』って、もしかしたら、酒が客にする挨拶? ----- 「どうだった? 今日いち日」そんな感じで...。
『オウルド・リップ・ヴァン・ウィンクル』を覚えたのは、この店でだった。
*
ケイコさんが、その23年のキャリアに幕を下ろしたのは2009年5月30日。
計算式は秘密にしておくが、彼女は、ぼくよりよっつ年長だったようだ。
The Left Banke / Walk Away Renee
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