対岸には造船所、防波堤。 太平洋が見える島。 篠島は思ったよりも大きい感じがする。 バスに乗らず、海岸まで歩いて行った。 ぼくと同級生くらいか、二人連れの女子中学生に話しかけた。 「あんたら篠中の人?」 「・・・・・ふふ」 「篠中なら三の二の島崎ってやつ知っとる?」 「・・・・・・・・・」 「あんたら泳がんのか」 「もう泳いだもん、ね!」 「ね~」 * 海辺に暮らすなら、白砂の南知多がいい。