きみの靴の中の砂

創作・制作のスタイルやテクニックの最前線

 

 

 創作・制作の新しいスタイルやテクニックは遅れてやってくるものだ。

 それは親が子供をしつけるのに似ていて、およそ30年ほど遅れてくる。つまり、平成の子供は戦後昭和の親の常識で育てられ、その戦後昭和の親は戦前昭和の常識で育てられることに似ている。

 今、芸術系の学校の学生が学んでいるのは、実は最新のスタイルやテクニックではなく、30年ほど前の定説を学んでいるに過ぎない。

 『今までにない新しいもの』は自分で探求するしかない。概ねその端緒は学校にはなく、多くはフィールドに落ちている。

 

 

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