十六、七の頃に何度か読み返した覚えのある小説 ----- Evan Hunterの"Last Summer"を書棚の隅に見つけた。 胸騒ぎと多少の躊躇があったが、手に取って頁を繰ると、中程に挟み込まれた一枚の写真。 突然、思い出の向こうから、あの夏がやって来る。 * 逢うたびにどんな話をしてたっけ...。 今となっては、ぼく達を繋ぐのは、この色褪せた写真だけ。 Alessi / Jagged Edge