聖橋から湯島聖堂へ。
石造りの階段を下った先の舗道に、摘みたての若いキーライム・カラーの陽射しが、レースのような薄い若葉を透かして落ちていた。あれはきみが十代最後の年。数えれば1974年の春のことだ。
道すがら、スライド写真を何枚か撮ったのに、今、手元に残るのは一枚だけ。この間、古い西班牙語のテキストの頁の間にみつけた。それをキャンバスに投影して、オイル・ペインティングに仕立てたのがこの絵。
我ながら、想い出の詰まった、なかなか良い作品に仕上がったと思ってはいるのだが...。
Barry Gibb / First of May
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